マイスタージンガーが、“ワルツ王”として知られる19世紀の作曲家である、ヨハン・シュトラウスの生誕200周年をたたえる限定モデルとして、ケース径36mmでライトブルー文字盤のモデルと、ケース径40mmでミッドナイトブルー文字盤のモデルを発表した。マイスタージンガーが得意とする1本針のデザインが採用されており、文字盤ベースにはヨハン・シュトラウスの代表作である「美しく青きドナウ」のドナウ川から着想を得た波模様を刻み、6時位置にヨハン・シュトラウスの肖像が配されている。
マイスタージンガーから、音楽家のヨハン・シュトラウス生誕200周年の節目に限定モデルが登場
1本針のデザインが特徴のマイスタージンガーが、“ワルツ王”として知られる19世紀の作曲家である、ヨハン・シュトラウスの生誕200周年をたたえるふたつの限定モデルを発表した。1825年にウィーン近郊の街に生まれたヨハン・シュトラウスは、作曲家として以降の音楽に影響を与えただけでなく、並外れた音楽的才能を発揮して指揮者、演奏家として高い評価を得た。
ヨハン・シュトラウスの功績をたたえるデザイン

自動巻き(Cal.SW200)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径40mm)。5気圧防水。世界限定125本。41万8000円(税込み)。

自動巻き(Cal.SW200)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径36mm)。5気圧防水。世界限定75本。37万4000円(税込み)。
今般、基本デザインを共有しながら、ケース径や文字盤色の異なるモデルとして、ふたつの限定モデルが企画された。これは、ワルツはふたりで踊るものであることを反映したものだ。また、ヨハン・シュトラウスの代表作であり、オーストリアの音楽的伝統を象徴する楽曲である「美しく青きドナウ」にちなみ、いずれのモデルもドナウ川を思わせる波模様とブルーを基調とするカラーリングが採用されている。
ケース径36mmのモデルである「ヨハン・シュトラウス ネオ・エディション」は、ライトブルーの文字盤をベースに、ブルーでスケールが描かれたデザインであり、世界限定75本となる。ケース径40mmのモデルである「ヨハン・シュトラウス パンゲア・エディション」は、深いミッドナイトブルーの文字盤をベースに、ホワイトでスケールが描かれたデザインであり、世界限定125本となる。いずれのモデルにも6時位置にはヨハン・シュトラウスの肖像が配置され、ケースバックにも肖像とサイン、シリアルナンバーが刻まれる。また、搭載するのは自動巻きムーブメントのCal.SW200だ。
本作以外にも音楽とのかかわりが深いマイスタージンガー
マイスタージンガーのブランド名は、中世のドイツで、技術職の親方と同時に音楽家として師匠格である者に与えられる称号を基にしており、ワーグナーの楽曲にも用いられている名称である。さらに、ロゴの記号はフェルマータと呼ばれるもので、楽譜上で通常よりも長く演奏、あるいは休止することを意味し、“余韻”や“間”を表現するものとして用いられている。これは、マイスタージンガーの提供する時計が、正確な時間を測定するだけでなく、時間に関わる余韻や間を表現し、楽しむことをテーマとすることを象徴している。
このように、ブランドのコンセプトに音楽的な感性を取り入れているマイスタージンガーが、ヨハン・シュトラウスをトリビュートする本作は、その世界観をより深く表現するモデルに仕立てられていると言えるだろう。