ロンジンは、「コンクエスト ヘリテージ」に新作モデルを追加した。新しいカラーの文字盤を直径38mm、40mmケースで用意するとともに、レザーストラップのほか、ブレスレットの組み合わせといった多彩な選択肢も提供している。ファッションや着用シーンにマッチしたぴったりな1本が見つかることだろう。
ロンジンの歴史を継承する「コンクエスト ヘリテージ」の最新作
ロンジンの「コンクエスト」は、1954年にスイス連邦知的財産庁に商標登録されたロンジン初のコレクションである。コンクエストが人気を博したことにより、コレクションだけでなくロンジンの知名度を向上させるきっかけとなった。コンクエストの成功の秘訣となったのは“スポーティー・エレガンス”のコンセプトであり、そのコンセプトと当時のスタイリングを引き継ぎつつ、現代的なパフォーマンスと信頼性を獲得する技術革新を取り入れて誕生したのが「コンクエスト ヘリテージ」である。今般、そんなコンクエスト ヘリテージにカラフルな新作が追加された。


ケース径38mmの、ブルー文字盤モデルのブレスレット仕様とレザーストラップ仕様。共通したデザインのケース径40mmモデルも用意される。自動巻き(Cal.L888.5)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径38mm、厚さ10.8mm)。5気圧防水。48万1800円/46万5300円(ともに税込み)。


ケース径38mmの、グリーン文字盤モデルのブレスレット仕様とレザーストラップ仕様。共通したデザインのケース径40mmモデルも用意される。自動巻き(Cal.L888.5)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径38mm、厚さ10.8mm)。5気圧防水。48万1800円/46万5300円(ともに税込み)。

これまで、ブラック文字盤モデルはケース径38mmのレザーストラップ仕様が用意されていた。今般、ブレスレット仕様が追加される。自動巻き(Cal.L888.5)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径38mm、厚さ10.8mm)。5気圧防水。48万1800円(税込み)。

これまで、シルバー文字盤モデルはケース径38mmと40mmのレザーストラップ仕様が用意されていた。今般、それぞれのブレスレット仕様が追加される。自動巻き(Cal.L888.5)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径38mm、厚さ10.8mm)。5気圧防水。48万1800円(税込み)。

クラシカルな魅力にあふれるブラウンはストラップ仕様のみが用意される。自動巻き(Cal.L888.5)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径38mm、厚さ10.8mm)。5気圧防水。46万5300円(税込み)。
追加された3つの文字盤カラーと多彩な選択肢
発表されたのは、ブルー、グリーン、ブラウンの3つの文字盤で、いずれもケース径38mmと40mmの2種類が用意され、ブレスレット、レザーストラップの多彩な組み合わせが用意される。また、従来はレザーストラップ仕様しか用意されていなかったシルバーとブラックの文字盤にもブレスレット仕様が用意される。いずれのモデルも従来のラウンドケース、ドーム型サンレイ文字盤、矢じり型インデックス、ダイヤ型針、ケースバックにエレメントを備え、ヘリテージの名にふさわしい伝統的なスタイリングを守っている。

注目すべきはケースバックのエレメントである。これはオリジナルのコンクエストではステンレススティール製モデルに魚、ゴールド製モデルに星座のメダリオンをあしらって、防水性能と冒険心を象徴し、品質保証を表すマークとして用いられていたことへのオマージュとなっている。新作では、エングレービングとエナメル加工が施されたフィッシュモチーフの18Kイエローゴールド製メダリオンが配され、コレクションのシグネチャーとして存在感を放っている。
現代的な性能を有する自動巻きムーブメントや実用性の高いケースとブレスレット
ケース径38mm、40mmのいずれのモデルも自動巻きムーブメントのCal.L888.5を搭載する。これはシリコン製ヒゲゼンマイと非磁性部品を採用することで、機械式時計の耐磁性能について定めたISO 764規格の基準を大きく上回る耐磁性能を備えるとともに、約72時間のパワーリザーブによって、高い実用性を実現している。
防水性能として日常生活に安心感のある5気圧防水を備えることもポイントだ。また、ブレスレットは微調整機能を備えたダブルセーフティ フォールディングクラスプを備え、ユーザーがベストなフィッティングへと調整可能となっており、この点でも実用性の高い仕上がりであることが分かる。