ミナセは「SEVEN WINDOWS(セブンウィンドウズ)」の新作として、ブランド誕生20周年を記念する限定モデル「SEVEN WINDOWS 雪平BLACK GRADATION DIAL」を発表した。発売は2025年9月25日を予定しており、世界限定で77本のみが販売される。
ブランドの誕生20周年を祝う「SEVEN WINDOWS(セブンウィンドウズ)」が登場!
ミナセは、精密な切削工具を専門に手掛ける協和精工が2005年に創立した時計ブランドである。「100年後も語れるモノづくり」をコンセプトに、「ケース イン ケース構造」や「MORE構造」といった独創的な技術による立体感、複雑さ、そしてザラツ研磨による輝きを備えたコレクションを展開してきた。
そんなミナセは、2025年にブランド創業20周年を迎える。この節目を祝う本作は、電鋳製法を用いた「雪平」模様のダイアルを最大の特徴としている。このパターンは、同ブランドの「DIVIDO(ディヴァイド)」や「SEVEN WINDOWS(セブンウィンドウズ)」に採用されてきたものだ。しかし本作のダイアルでは、その上からブラックのグラデーション塗装を施すことで、光の加減でパープルにも見える独特な色合いが表現されている。

自動巻き(Cal.KT7002)。SSケース(縦46.5×横37.4mm)。5気圧防水。世界限定77本。74万2500円(税込み)。2025年9月25日(木)発売予定。

自動巻き(Cal.KT7002)。SSケース(縦46.5×横37.4mm)。5気圧防水。世界限定77本。59万9500円(税込み)。2025年9月25日(木)発売予定。
また、ダイアルを囲むインデックスパーツは、イオンプレーティング加工でブラックに仕上げられた後に、12時位置のブランドシンボルのみ追加で鏡面に磨き上げられている。この工程によって、ブラックを基調とするダイアルの中で、ドリルを模したロゴだけがひときわ輝くという、記念モデルにふさわしい仕様が実現している。
ザラツ研磨で磨き上げられたケースには、従来モデルと同様に、インナーケースを内包するケース イン ケース構造を採用。その立体的かつ複雑な構造は、象徴的な7枚の窓からのぞき見ることができる。また、トランスパレントバックからは、インナーケースに収められたムーブメントの駆動やローターの回転も見られる。
バリエーションは、ステンレススティール製ブレスレットと、牛革のブラックレザーストラップの2種が用意される。前者はMORE構造を採用しており、傷ついた部品のみを交換することで、末長くメンテナンスが可能だ。一方で後者には、秋田県・皆瀬に位置する同ブランドのアトリエ付近の自然からインスピレーションを得たウェイビーグレーンパターンの型押しが施されており、時計のシックな一面を際立たせている。
なお、本作を購入すると、本革を用いたオリジナルウォッチケースが贈られる。このケースには「パティーヌ仕上げ」が用いられており、そのグラデーションの色合いは20周年記念モデルのダイアルを想起させる。また、先行予約を利用して購入した場合には、オリジナルのシルバーバングルも合わせて進呈される。
いずれも、ミナセの職人が丹精を込めて仕上げた品であり、記念モデルを購入する満足度を高めてくれるだろう。
Contact info:協和精工 Tel.04-7192-6345