腕時計を買うぞ! 選び方と目的別のおすすめ7ブランド【オメガ、グランドセイコー、ミナセなど】

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2024.05.31

さまざまな時計ブランドが存在する中、お気に入りの1本を探すのは意外に難しい。特に、時計に興味を持ち始めたばかりの人は、どれが良いのか、何がどのように違うのか、迷ってしまうだろう。今回は、そんなユーザーに向けて、腕時計の選び方やおすすめの時計ブランドを紹介する。これから腕時計の購入を考えている人は、ひとつの参考にしてほしい。


“大人”の腕時計はアナログ式がおすすめ!

今回はアナログ表示の腕時計に絞って話を進めていく。

今の時代、機能性と利便性に優れたスマートウォッチやデジタル時計が普及している。デジタル時計にはデジタル時計のメリットや魅力があり、シーンや目的によってはアナログ時計よりも実用的だ。とはいえ、社会人、大人として腕時計を身につけるのであれば、アナログ式の腕時計を、視野に入れておきたい。


腕時計を身に着ける理由

この時代に、時間を確認するツールとして腕時計を身に着けている人ばかりではない。時間を確認するだけであればスマートフォンで事足りるし、多機能なスマートウォッチを選ぶ人も増えてきた。

では、腕時計を身に着ける理由はどこにあるのか?

ステータスアイテムになりやすい

女性にとってのステータスアイテムがブランドバッグやジュエリーであるように、男性にとってのそれは腕時計といえる。

もちろん高級スーツやネクタイもステータスのひとつに挙げられることもあるが、こういったアイテムよりも分かりやすいのが腕時計なのだ。

そもそも腕時計は、必ずしも「生活に必要なもの」ではないし、腕時計がなくても時間を確認する術はいくつもある。

車も同様で、ただ移動するだけであれば、小回りが効くコンパクトカーや燃費がいい軽自動車で十分だ。つまり腕時計は、ある程度高級なものを身に着けることで男性として、そして社会人として、仕事や私生活が順調であることを演出できるアイテムでもあるのだ。

腕時計の着用がマナーと捉えられるシーンも

業界や業種にもよるが、社会人になれば腕時計の着用をマナーと捉える向きもある。特に、よく人と会う職種であれば、腕時計を身に着けておいた方が良いだろう。なぜなら、取引先や顧客の前で時間を確認する際、わざわざスマートフォンを探して確認したり、壁掛け時計を確認したりするのは失礼にあたるケースもあるからだ。

また、腕時計は話題づくりのきっかけにもなる。ネクタイや靴と同様、腕時計も思い入れを持って選ぶ男性は多いため、袖口から見えた時計から会話が弾み、上司や取引先と信頼関係を築くきっかけになることも少なくない。

ファッションのアクセントにも!

昨今は安くて質の良い服や小物も増えてきた。若い時はそうしたコストパフォーマンス重視の服装でも問題はないが、年齢を重ねるとともに、安価すぎるアイテムとの相性が悪くなってくる。

もちろん、全身にハイブランドをまとえという話ではない。腕時計や靴、鞄をはじめとした小物類を本格的なブランドから選ぶことで全体が締まり自信にあふれた印象を与える。中でも腕時計は、大人が身に着けるお洒落アイテムの代表格ともいえるだろう。

また腕時計を身につける行為は、ただのファッションではなく、時計の持つ歴史や文化を身につけることにもつながる。腕時計の背景にある、高尚な教養を身にまとうことで、日常生活に彩りが加わるのだ。

嗜好品・趣味として

さまざまなコンテンツがあふれている現代、人それぞれが何かしらの趣味を持っているだろう。腕時計もそのひとつで、趣味として楽しんでいる人は多い。

ただ、ひとえに「趣味=腕時計」といっても方向性は多種多様。特定のブランドに愛着を持っている人もいれば、ヴィンテージウォッチに凝っている人もいる。

加えて、入手した時計を日替わりで楽しむのが好きな人もいれば、外には出さず自宅でじっくり観賞したり飾って楽しんだりする人、さらにはコレクションを目的とする人など楽しみ方はひとつではない。

腕時計によって、自身の生活を豊かにしてほしい。


腕時計の種類

腕時計を選ぶ前にその種類は大きくふたつに分けられていることを理解しておこう。腕時計にあまり詳しくない人でもおそらく耳にしたことがあるであろう「機械式時計」と「クォーツ式時計」について簡単に紹介する。

機械式

Cal.ETA2892A2

汎用ムーブメントの供給元として知られる、スイスのETA。写真は、ETAの代表作である薄型3針自動巻きムーブメントCal.ETA2892A2。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。

アナログ時計は「機械式」と「クォーツ式」に分類されるわけだが、簡単にいえば機械式は主ゼンマイを巻いて動かすタイプ。リュウズと呼ばれるパーツを回すことで、内臓されている主ゼンマイが巻かれる仕組みだ。

さらに機械式は「手巻き」と「自動巻き」に分けられる。手巻きは前述した通り、リュウズを使って手動で主ゼンマイを巻く方法で、一方の自動巻きは、腕の動きを利用して、主ゼンマイを巻き上げる仕組みを持つ。多くの自動巻き腕時計は、自動巻きと手巻き、両方に対応している。

【機械式腕時計】自動巻きと手巻きの違いやおすすめモデルを紹介

https://www.webchronos.net/features/91861/

クォーツ式

クオーツ アストロン 35SQ

1969年にセイコーが発表した、世界初のクォーツ腕時計「クオーツ アストロン 35SQ」。

現在流通している時計の多くが「クォーツ式時計」である。クォーツ式は電池で時計を動かすため、機械式のように主ゼンマイを巻き上げる必要がない。また、クォーツ式の時計は機械式と比べて精度が高く、手頃な価格帯で販売される製品が多い。基本的にメンテナンスも不要なため、取り扱いしやすいのは圧倒的にクォーツ式といえるだろう。

ただし、機械式時計の寿命はメンテナンス次第で何世代にもわたって使えるほど長いのに比べて、クォーツ式時計の電池寿命は長くて10年ほどといわれている。また、機械式時計における大抵のトラブルは修理で対応可能だが、クォーツ式は修理ができないケースも少なくない。