カルティエが5回連続でオフィシャルパートナーを務めるヴェネツィア国際映画祭が、2025年8月27日から9月6日までの11日間開催されている。ヴェネツィア国際映画祭は三大映画祭のひとつとされ、このパートナーシップはカルティエと映画を含む芸術との長きにわたる関係性を反映している。また、カルティエは今年初めて、映画祭公式プログラムのすべてのマスタークラスでスポンサーを務めるほか、プログラムのハイライトとして、2025年ヴェネツィア国際映画祭 カルティエ マスタークラス「The Art and Craft of Cinema(映画の美術工芸)」を開催する。
作品を作り上げる職人にスポットライトを当てるカルティエ
三大映画祭に数えられるヴェネツィア ビエンナーレ主催のヴェネツィア国際映画祭は、今回で82回目を迎える。カルティエは、同ブランドのジュエリーや時計の根本にある芸術性と、映画という芸術を結び付け、作品自体や、作品を作り上げる職人たちを支援する活動を背景として、この映画祭のオフィシャルパートナーを5回連続で務めてきた。また、今年初めて、カルティエは映画祭公式プログラムのすべてのマスタークラスでスポンサーを務めることとなり、映画祭や、映画との関係性を、いっそう深めている。
ヴェネツィア国際映画祭には世界を牽引する映画制作者たちが集まり、華やかなムードの中で開催される。数々の映画上映とイベントが行われ、そこには数多くのゲストやカルティエのアンバサダーが参加する予定だ。
注目は、スクリーンに登場する俳優だけでなく、カメラの後ろで作品を支える人々の多様な才能にスポットライトを当てる点だ。このような職人を紹介するプログラムとして、カルティエは2025年ヴェネツィア国際映画祭 カルティエ マスタークラス「The Art and Craft of Cinema(映画の美術工芸)」を開催。この中で、大勢の人たちが力を合わせて作品をつくり上げる映画制作の裏側の協働作業を紹介し、監督のビジョンを具現化する過程を明らかにしてゆく。
作品を作り上げる職人にスポットライトを当てるカルティエ
映画制作の裏側を紹介するイベントの一環として、新たに4つのマスタークラスがヴェネツィアのリド島のマッチポイントアリーナで開催され、ソフィア・コッポラとミレーナ・カノネロ、ジェーン・カンピオンとタニヤ・セガッチアン、セルジオ・カステリットとマルガレト・マッツァンティーニ、そしてアルフォンソ・キュアロンと、まもなく発表されるクリエイティブパートナーとの対談が、それぞれ繰り広げられる。
さらに今回初めて、ここでしか見られない特別な対談が、ヨーロッパをはじめとした世界各地にストリーミングサービスを展開するテレビ局のArteとのコラボレーションによって、ストリーミング配信される。
ヴェネツィア国際映画祭とカルティエのさらなるコラボレーション
ヴェネツィア国際映画祭とカルティエは、これまでにもコラボレーションの一環として、「カルティエ グローリー トゥ ザ フィルムメーカー アワード」を通じて、優れた映画監督にオマージュを捧げ、現代の映画産業に重要な貢献をした人物をたたえてきた。近年では、クロード・ルルーシュ(2024年)、ウェス・アンダーソン(2023年)に贈られてきたこのアワードは本年も開催され、パラッツォ デル シネマで開催される同賞の授賞式の場で、パリの中心にあるカルティエのハイジュエリー アトリエで制作されたパンテールヘッドのトロフィが授与される。