オーデマ ピゲより、「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン」の新作が発表された。ルビールート、ブルーソーダライト、グリーンマラカイトをダイアルに用いた3種類のモデルがラインナップされ、6時位置にはフライングトゥールビヨンが配されている。
天然石とフライングトゥールビヨンを楽しめる神秘的なダイアル
オーデマ ピゲの「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ フライング トゥールビヨン」に、ストーンダイアルの3種の限定モデルが加わった。いずれも直径38mmのコンパクトな18Kゴールド製ケースを採用している。
ダイアルに用いられた天然石は、タンザニア産のルビールート、ブラジル産のブルーソーダライト、ザンビア産のグリーンマラカイト。ひとつひとつ表情の異なる天然石ならではの特有の模様が魅力だ。石を薄くスライスし、さらにトゥールビヨン用の開口部を設けるなど、オーデマ ピゲの加工技術の高さをうかがわせる。

生命力の象徴ともされるルビールートをダイアルに採用したモデル。鮮やかな紅色が特徴だ。自動巻き(Cal.2968)。33石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。18KWGケース(直径38mm、厚さ9.6mm)。3気圧防水。要価格問い合わせ。

深いブルーが落ち着きと明晰さをもたらすとされるソーダライト。天然石のため、色味や模様はひとつひとつ異なる。自動巻き(Cal.2968)。33石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。18KPGケース(直径38mm、厚さ9.6mm)。3気圧防水。要価格問い合わせ。
成長と変化を促すグリーンマラカイトダイアルを採用したモデル。マーブル状の神秘的な模様が特徴だ。自動巻き(Cal.2968)。33石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。18KYGケース(直径38mm、厚さ9.6mm)。3気圧防水。要価格問い合わせ。
インデックスはなく、インナーベゼルに05から60までの目盛りが振られているのみだ。要素を削ぎ落したシンプルな構成が、ストーンダイアルの存在感と神秘性を引き立てている。
文字盤側からはブリッジで支えず、まるで浮遊したような見た目を特徴とするフライングトゥールビヨンは、フレームにゴールド素材を用いることで、天然石に調和した輝きをたたえている。
ケースは、ルビールートダイアルモデルが18Kホワイトゴールド、ブルーソーダライトダイアルモデルが18Kピンクゴールド、グリーンマラカイトダイアルのモデルが18Kイエローゴールドを採用している。薄型フライングトゥールビヨンムーブメントを搭載することで、厚さはわずか9.6mmに抑えられている。ストラップは、ダイアルと同色のアリゲーターレザー製が装着され、18Kゴールド製のフォールディングバックルが組み合わされている。
シースルーバックからは、厚さ3.4mmの自動巻きフライングトゥールビヨンムーブメントCal.2968を鑑賞することができる。ブランドロゴをあしらったローターやスケルトン加工が施された受けなど、職人の手作業による仕上げを楽しむことが可能だ。
