ブレゲ ブティック銀座において、アニバーサリーエキシビション「Les Tiroirs du Temps ~時の引き出し~」が開催される。期間は、2025年10月24日(金)から11月3日(月)まで。ブレゲの技術と歴史に触れることのできる貴重なイベントだ。
ブレゲ ブティック銀座で、250年の歴史が紡いだブレゲの哲学に触れる
1775年にアブラアン-ルイ・ブレゲによって創業されたブレゲ。同社は、自動巻き機構や耐衝撃装置など、現代の機械式時計が当たり前のように搭載する機構の基礎を確立した他、ソヌリやパーペチュアルカレンダー、トゥールビヨンなど、数多くの複雑機構を開発し、時計産業の発展に多大な貢献を果たしてきた。そんな同社が今年、創業250周年という節目を迎えた。

このアニバーサリーイヤーを記念し、ブレゲ ブティック銀座で特別なエキシビション「Les Tiroirs du Temps ~時の引き出し~」が開催される。このイベントは創業地であるフランス・パリから始まり、世界各国の都市を巡ってきたものだ。期間は2025年10月24日(金)から11月3日(月)まで。

当時画期的であった予約販売方式を取った1本針の懐中時計をモチーフとした2025年新作。ケースバックからは、オリジナルに着想を得たデザインの手巻きムーブメントを鑑賞することができる。手巻き(Cal.VS00)。21石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約96時間。18Kブレゲゴールドケース(直径40mm、厚さ10.8mm)。3気圧防水。757万9000円(税込み)。

ブレゲを象徴する発明のひとつ、トゥールビヨンを搭載したモデル。アベンチュリンのエナメルダイアルの6時位置には開口部が設けられ、フライングトゥールビヨンが収められている。手巻き(Cal.187M1)。23石。1万8000振動/時。パワーリザーブ約50時間。18Kブレゲゴールドケース(直径38mm、厚さ10.2mm)。3気圧防水。世界限定50本。3196万6000円(税込み)。
エキシビションの内容は、ブレゲの歩んできた歴史を振り返り、その偉業に再注目するもの。先見性に満ちたアイデアの数々や、そのアイデアを現実のものとしてきた人々、さらにそうして形作られてきた時計製造の文化をさらに未来へつなげていくための現代の職人に対するオマージュが込められている。展示のひとつひとつを“引き出し”に見立て、創業者アブラアン-ルイ・ブレゲをはじめとする時計職人たちの軌跡を豊富な解説とともにひもといている。

ギヨシェ装飾が施されたブルーのグラン フー エナメルダイアルが目を引く1本。ケースだけではなく、ムーブメントの地板やブリッジにもブレゲゴールドが採用されている。自動巻き(Cal.505SR)。38石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。18Kブレゲゴールドケース(直径38mm、厚さ12.6mm)。3気圧防水。世界限定250本。723万8000円(税込)。

新開発の手巻きクロノグラフムーブメントを搭載した、コンパクトなパイロットクロノグラフ。ダイアルは、陽極酸化処理によってブラックに仕上げたアルミニウム製。手巻き(Cal.7279)。28石。3万6000振動/時。パワーリザーブ約60時間。18Kブレゲゴールドケース(直径38.3mm、厚さ13.2mm)。5気圧防水。614万9000円(税込み)。
さらに、4月より発表されてきた創業250周年を記念した新作の他、新たに東京で発表される限定モデルも展示される予定だ。期間中、ブティックはアニバーサリーコンセプトに基づいた内装にリデザインされる。ミュージアムピースやスイス本社から来日した職人によるデモンストレーションなどを通じて、ブランドの世界観を深く堪能することが可能だ。

イベント概要
「Les Tiroirs du Temps ~時の引き出し~」
【日時】10月24日(金)~11月3日(月)
【場所】ブレゲ ブティック銀座
【住所】東京都中央区銀座7-9-18 ニコラス・G・ハイエック センター 3階
●問い合わせ先
Contact info:ブレゲ ブティック銀座 Tel.03-6254-7211



