タグ・ホイヤーは、フォーミュラ1®の75周年を記念する「タグ・ホイヤー カレラ トゥールビヨン クロノグラフ エクストリームスポーツ F1® 75周年 リミテッドエディション」を発表した。チタン製ケースと18kイエローゴールド製ベゼルを組み合わせた煌びやかな配色だけでなく、公式F1®75周年記念ロゴがタキメーター上に配されるなど、特別なディティールを備えている。さらに本作は75本限定となっており、F1®初開催の1950年から2024年までのいずれかの年が刻印され、それぞれが唯一無二のアイテムとなっている。

F1®75周年を記念するタグ・ホイヤーの限定モデル
タグ・ホイヤーは、フォーミュラ1(F1®)の75年にわたる栄光を祝す限定モデル「タグ・ホイヤー カレラ トゥールビヨン クロノグラフ エクストリームスポーツ F1® 75周年 リミテッドエディション」を発表した。特筆すべき機構やデザインを多く備える本作の特徴の中でも注目は、限定75本という極めて特別なモデルであることだ。それを示すように本作のケースバックには、F1®初開催の1950年から2024年までのいずれかの年が刻印され、それぞれが唯一無二のものとなっている。

自動巻き(Cal.TH20-09)。33石。2万8800振動。パワーリザーブ約65時間。Tiケース(直径44mm)。100m防水。世界限定75本。598万4000円(税込み)。2025年12月発売予定。
1963年デビューの「タグ・ホイヤー カレラ」は、伝説のロードレース「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」から受けた刺激が着想源であるとされる。1970年代には、ジャック・ホイヤーはフェラーリとパートナーシップを結び、フィオラノのテストコースで「ル・マン・センチグラフ」を用いた正確なラップタイム計測とデータ分析でサポートを行うなど、モータースポーツの世界で貢献し、その技術を鍛えてきた歴史を持つ。その技術はパートナーであるフェラーリの戦績にも結び付き、1975年には、ドライバーズとコンストラクターズの両方でチャンピオンシップを制するなど、輝かしい記録を残すこととなった。
その後もタグ・ホイヤーは、フォーミュラ1®の公式タイムキーパーを務めた1992年から2003年を含め、モータースポーツへの貢献を続けてきたブランドであり、2025年シーズンから再び、公式タイムキーパー(Official Timekeeper of Formula 1®)を務めている。
「タグ・ホイヤー カレラ エクストリーム スポーツ」を大胆に進化させたデザイン

本作は、「タグ・ホイヤー カレラ エクストリームスポーツ」の限定モデルに位置付けられる。サテン・サンドブラスト仕上げを施したグレード2チタン製の直径44mmケース(リュウズはグレード5チタン)と18Kイエローゴールド製ベゼルを組み合わせており、この色調が本作のカラーコードとなっている。文字盤はシグネチャーとなる特徴的なオープンワークのデザインであり、そこにゴールドカラーを施すことで、造形とクロノグラフ機能を際立たせている。
本作に搭載されるのは、自動巻きクロノグラフムーブメントのCal.TH200-09であり、文字盤9時位置にはトゥールビヨンの作動を鑑賞可能となっている。また、パワーリザーブは約65時間で、コラムホイールと垂直クラッチによる確実なクロノグラフの作動を実現する構成となっている。

本作には、フォーミュラ1®75周年を記念するのに相応しい意匠が各所にちりばめられている。タキメーターの“75”の位置には、公式F1® 75周年記念ロゴが配されている。ケースバック側に目を移すと、ゴールドに輝く勝利の冠が刻印され、その中央には年号が記されている。これは、F1®初開催の1950年から2024年までのいずれかの年を意味しており、それぞれが唯一無二のものとなっている。
さらに、本作は、公式F1®75周年記念ロゴ、タグ・ホイヤーのロゴ、勝利の冠をあしらった、特別デザインのボックスに収められてユーザーの元に届けられる。




