カシオは「G-SHOCK」の新作として、指輪型の「G-SHOCK Nano」を発表した。本作は、G-SHOCKのアイコニックなフォルムを引き継ぎつつ、耐衝撃構造と20気圧防水を兼ね備えた、コレクション史上最小のタフネスウォッチである。ブラック、イエロー、レッドの3色展開で、いずれも2025年11月8日(土)に発売予定だ。

G-SHOCKのDNAを凝縮した、指輪サイズのタイムピース
カシオはG-SHOCKの新作として、指輪サイズのタフネスウォッチ「G-SHOCK Nano」を、3色のカラーバリエーションで発表した。

クオーツ。樹脂ケース(縦23.4×横20.0×厚さ7.5mm)。20気圧防水。1万4300円(税込み)。2025年11月8日(土)発売予定。
同社は、時計事業参入50周年記念モデルのひとつとして、2024年12月にリングウォッチ「CRW-001」を発売し、高い好評を博した。今回発表された「G-SHOCK Nano」は、そのコンセプトを共有しつつ、G-SHOCKのタフネス性能を指輪サイズに凝縮したモデルである。

本作で特筆すべきは、電池を含む小型部品の採用と高密度実装技術により、小型化とともに、耐衝撃構造、20気圧防水の搭載を実現している点である。ベゼルやバンドは、射出成型技術によって「5600」の複雑な角型デザインを忠実に再現。サイドボタンには二重のパッキンを組み込み、ケース内側からEリングで固定することで、高い防水性と長期的な操作性を備えるだけでなく、気密性を確保しながらの電池交換を可能としている。

クオーツ。樹脂ケース(縦23.4×横20.0×厚さ7.5mm)。20気圧防水。1万4300円(税込み)。2025年11月8日(土)発売予定。
機能面では、時・分・秒、カレンダー表示に加え、LEDバックライト、ストップウオッチ、デュアルタイムといった実用的な機能を備える。右上に四角い枠を設けた6桁表示のデジタル液晶は、5600シリーズと同様のレイアウトだ。この枠には、使用中のモードに応じてDT(デュアルタイム)またはST(ストップウォッチ)が表示される。

クオーツ。樹脂ケース(縦23.4×横20.0×厚さ7.5mm)。20気圧防水。1万4300円(税込み)。2025年11月8日(土)発売予定。
なお、ボタンや尾錠、裏蓋には、通常のG-SHOCKと同じステンレススティール素材が使用されている。また、樹脂製のG-SHOCKと同様の尾錠タイプのストラップを採用することで、着用する指のサイズに合わせた自由な調整を可能としている。
カラーバリエーションは、ブラック、イエロー、レッドの3色が用意される。このカラー展開は、5600シリーズの初号機「DW-5600C」のモデルカラーにならったものである。また購入時には、ディスプレイスタンド付きのスペシャルパッケージが付属する。




