ルイ・エラールは、ブランドとして初となるポップカルチャーとのコラボレーションモデルとして「2340 × アストロボーイ」を発表した。本作は、世界的作品である『鉄腕アトム』の世界観や、作品のメッセージを表現したモデルだ。その完成度を高めるため、ルイ・エラールは手塚プロダクションからオリジナルイラストの使用権を取得している。

ルイ・エラールが『鉄腕アトム』とのコラボレーションモデルを発表
ルイ・エラールは、新たなスポーツコレクションである「2340」のデビューに合わせ、『鉄腕アトム』とのコラボレーションモデル「2340 × アストロボーイ」を発表した。本作は、ルイ・エラールとして初となるポップカルチャーとのコラボレーションとなるモデルであり、『鉄腕アトム』のメッセージに深く共感し、その世界観を文字盤に表現した仕上がりとなっている。

自動巻き(Cal.SW300-1)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約56時間。Ti×SSケース(直径40mm)。5気圧防水。世界限定178本。105万6000円(税込み)。
ルイ・エラールの2340は、一体型ブレスレットを採用したルイ・エラール初のコレクションであり、その名は、ブランドの本拠地であるル・ノワールモンの郵便番号に由来している。レギュラーモデルでは、直線的でエッジの効いたケースおよびブレスレットと、柔らかな凹凸を与えた文字盤のコントラストが特徴となっている。ルイ・エラールは「ノワールモン」と2340のふたつを主力コレクションと位置付けており、スポーティーなスタイリングが、ブランドの新たな一面を生み出してゆくことになるだろう。
今般発表された限定モデルは、ポップカルチャーのレジェンドである『鉄腕アトム』とのコラボレーションモデルである。ブラックの文字盤には、アトムが空を飛ぶ躍動感のある姿が立体的に施されている。また、背景には「未来都市」が彫刻され、「史上最大のロボットの1体」であるブランドが描かれている。

ルイ・エラールが、ポップカルチャーとの初のコラボレーションを行うにあたり、『鉄腕アトム』をテーマに選んだのは、『鉄腕アトム』が単なるヒーローの活躍譚ではないことが理由だ。そのポップなビジュアルと、ロボットが活躍する未来の情景とともに、人間、機械、そしてその間にあるすべてのものの間の共存、共感、差別への抵抗が、テーマとして据えられている。そして『鉄腕アトム』は、後の作品だけでなく、ロボット工学やAI分野にも影響を与えており、ポップカルチャーという枠を超えた存在と言える。
ルイ・エラールは、この重要なモチーフである『鉄腕アトム』を描き出すため、手塚プロダクションと提携し、オリジナルイラストの使用権を取得して、本作を完成させている。また、このデザインを際立たせるため、文字盤からはインデックスやブランドロゴが省かれている。色彩も、ブラックを基調としてアトムにのみ着色したことで、モノクロの漫画やアニメの世界からアトムが飛び出してきたかのような印象を受ける仕上がりである。このメッセージ性のある特別な本作は、世界限定178本となる。




