ヴァシュロン・コンスタンタンは、直径36.5mmの「トラディショナル・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダー」の新作3型を発表した。18世紀の高級時計製造の伝統を現代に継承することをテーマとし、クラシカルな印象を生み出すシルバートーンオパーリン文字盤を背景に、最高レベルの時計技術が必要な永久カレンダーと、ムーンフェイズ表示を備える。搭載される自動巻きムーブメントのCal.1120 QPには、ジュネーブ・シールにふさわしいコート・ド・ジュネーブ仕上げやペルラージュ仕上げ、面取りが施され、ケースバック側から鑑賞可能である点も、本作の醍醐味のひとつだ。

18世紀の時計技術の伝統を継承する「トラディショナル」の最新作が登場
男女問わずにフィットするモデルとして、ケースサイズ直径36.5mmで仕立てられた「トラディショナル・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダー」。最高レベルの時計技術が求められる永久カレンダーが、伝統的な文字盤デザインに落とし込まれている。
ヴァシュロン・コンスタンタンは、18世紀の高級時計製造の伝統を現代に継承する「トラディショナル・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダー」の3モデルを発表した。本作は、クラシカルな印象を生み出すシルバートーンオパーリン文字盤を背景に、最高レベルの時計技術が必要な永久カレンダーと、ムーンフェイズ表示を備える。
直径36.5mm、厚さ8.43mmのラウンドケースは、1983年発表のRef.43031のサイズから着想を得たもので、現代基準ではコンパクトかつ端正なシルエットに、各表示が視認性高く配置されている。

本作の多くの機能を実現する自動巻きムーブメントのCal.1120 QPは、厚さ4.05mmという薄い仕立てだ。ケースバックからは、コート・ド・ジュネーブ仕上げやペルラージュ仕上げ、面取り、歯車のポリッシュなど、ジュネーブ・シールにふさわしい高いレベルの仕上げを鑑賞することができる。また、外周部に22Kゴールドを配した回転錘には、ヴァシュロン・コンスタンタンのアイコンであるマルタ十字が象られている。
素材と装飾の異なる3モデルがラインナップ
今般発表されたのは、18Kピンクゴールドモデルと、18Kホワイトゴールドモデル、そして、ダイヤモンドをベゼルやラグに配した18Kホワイトゴールドモデルの3型だ。先の2モデルは、ドーフィン針やインデックス、ムーンフェイズ表示上の月も18Kピンクゴールドとなり、暖かで華やかな色調を文字盤に加えている。

自動巻き(Cal.1120 QP)。36石。1万9800振動/時。パワーリザーブ約40時間。18KPGケース(直径36.5mm、厚さ8.43mm)。3気圧防水。要価格問い合わせ。

自動巻き(Cal.1120 QP)。36石。1万9800振動/時。パワーリザーブ約40時間。18KWGケース(直径36.5mm、厚さ8.43mm)。3気圧防水。要価格問い合わせ。
ダイヤモンドを配した18Kホワイトゴールドモデルでは、針やインデックス、月も18Kホワイトゴールドとなり、ダイヤモンドのきらめきや、組み合わされるダークブルーのアリゲーターレザーストラップも相まって、クールで涼やかな印象に仕上げられている。

自動巻き(Cal.1120 QP)。36石。1万9800振動/時。パワーリザーブ約40時間。18KWGケース(直径36.5mm、厚さ8.43mm)。3気圧防水。要価格問い合わせ。
36.5mmのケースサイズが選ばれた理由
本作の企画にあたり、プロダクトマーケティング & イノベーションディレクターのサンドリン・ドンガイは、大径モデルの人気が10年以上続いた後の現在では、コンパクトなケースサイズの美しさが見直されつつあることに注目。美的感覚だけでなく、着用した際の快適さも重視されるようになったと語っている。さらに、男性向け、女性向けの厳密な区別も曖昧になってきており、直径36.5mmの本作は、男女問わずフィットするモデルとしてデザインされた。



