パルミジャーニ・フルリエの創立30周年を記念した特別展示「Mechanical Wonders 2026」が開催決定

2026.08.16

パルミジャーニ・フルリエは創立30周年を記念し、同社が修復した歴史的な名品を展示する「Mechanical Wonders 2026」を開催することを発表した。創業者であるミシェル・パルミジャーニは、稀少な置時計や懐中時計、オートマタなどの機械式オブジェの修復に携わってきた経歴を持ち、そこで得た知見はタイムピースを生み出す際のインスピレーション源になってきた。今回展示されるのは、パルミジャーニ・フルリエが修復したサンド・ファミリー財団コレクションのマスターピースである。会場は東京ミッドタウンにある21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3で、2026年9月19日(土)から24日(木)までの開催が予定されている。

Parmigiani Fleurier

東京ミッドタウンにある21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3で、パルミジャーニ・フルリエ創立30周年を記念する「Mechanical Wonders 2026」が開催。2026年9月19日(土)から24日(木)まで開催予定だ。


本邦初公開のサンド財団コレクションたち

 「Mechanical Wonders 2026」ではパルミジャーニ・フルリエが修復したサンド・ファミリー財団コレクションのマスターピースが展示される。サンド・ファミリー財団コレクションについて、日本における同様の展示の例はなく、歴史的な名作を目にすることができる稀少な機会となることだろう。会場は東京・港区の東京ミッドタウンにある21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3で、会期は2026年9月19日(土)から24日(木)までの開催が予定されている。

修復活動を通じてインスピレーションを受けてきたパルミジャーニ・フルリエ

 パルミジャーニ・フルリエの創業者であるミシェル・パルミジャーニは、ブランド創立以前は、稀少な置時計や懐中時計、オートマタなどの機械式オブジェの修復に自身のキャリアを捧げていた。この中で、“手を加える前に理解し、オリジナルを尊重しながら保全する”というフィロソフィーを確立。国際的に高く評価されるようになる。

 このような背景を持つパルミジャーニ・フルリエは、現在も歴史的な名作の修復と保全活動を重視し、インスピレーションの源として捉えている。今回展示されるサンド・ファミリー財団のコレクションには、ミシェル・パルミジャーニが修復したものが多く存在し、その中でも19世紀初頭のマスターピースが、20年ぶりに一堂に会することが見どころとなっている。

 Mechanical Wonders 2026では、修復されたマスターピースと、現代のタイムピースが対話するかのように並べて展示される。これは、失われてしまった過去の技術を伝える作品を理解し、それを再解釈して現代のクリエイションへ表現したという連続性を、来場者に伝えることが目的だ。パルミジャーニ・フルリエが、歴史を単純に再現するのではなく、その精神を現代へと受け継ぎ、未来へとつないでいくことを使命としていることと同義だ。

会場は21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3

 本展が開催される21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3は、三宅一生によって2007年に創立されたデザインのためのリサーチセンターだ。佐藤卓と深澤直人がディレクターを務め、デザイン、制作、そして革新に捧げられた日本を代表する施設のひとつである

 過去の技術をひもとき、現代のクリエイションへと再解釈する。その連続性と、そこに宿るデザインの文化的意義を、ぜひ体験してほしい。

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「おうぎ型の懐中時計」
18KYGのドーム型ケースに収められた、洗練されたセクターダイアルの懐中時計。時はケース上部の扇形の小窓に表示され、分はホワイトエナメルのセクター上に5分刻みで表示される。また、独立したホワイトエナメルの表示ディスクが、現在時刻を表す。無銘の丸型ムーブメントは、ふたつの輪列で構成され、マルタ十字の巻き止め機構を備えた香箱を搭載する。18KYG(直径55.3mm、厚さ8.5mm)。

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「エチオピアの黄金かいこ」
側面のピボットネジで連結された11本の関節リングからなる、ゴールド製のかいこ型オートマタ。内部に隠された単輪の歯車機構により、5番目の節の下にあるふたつの鋸歯状ホイールと、7番目の節の下にある中間ホイールを介して、命を吹き込まれたかのように本物さながらに動き出す。ゴールド(全長76.5mm、最大径15mm)。

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「蛙のオートマタ」
エナメル仕上げのゴールドでつくられた蛙のオートマタ。内部の単輪歯車機構にはピン付きのバレルが組み込まれており、徐々に重くなる6つのハンマーを押し上げることで、蛙の鳴き声を再現する。ゴールド(全長60mm、幅29mm、厚さ5mm)。

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「香水瓶」
時計、ミュージカルムーブメント、オートマタを、ゴールド製の香水瓶として融合した逸品。ケースには、エナメルのペイントやエングレービング、麦の穂模様のギヨシェ彫り、その上に施された透明エナメル、金箔装飾、そしてハーフパールが贅沢にあしらわれている。ゴールド(高さ190mm、幅66mm、奥行き43mm)。

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「シンギングバード」
エナメルのペイントとエングレービングによって装飾されたゴールド製ケースは歩行用ステッキの持ち手となっており、その内部に、ミニチュアのシンギングバードのオートマタを内蔵。多層構造の機構は、上部に配置された駆動システムと、その下部に収められた丸型の風箱で構成される。ジュネーブ機構を備えた固定バレルがオートマタの動力を供給し、笛機構によって鳥のさえずりが生み出される。ゴールド(直径41mm、高さ36mm)。

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「岩を打つモーセ」
時刻表示、クォーターリピーター機構、そして聖書の一場面である『岩を打つモーセ』を模したオートマタを統合したゴールド製懐中時計の逸品。ムーブメントは3つの輪列とツインバレルで構成されている。スライド式のセレクターレバーにより、着用者はリピーター機能とオートマタ作動の切り替えが可能だ。



Contact info:パルミジャーニ・フルリエ https://www.parmigiani.com/


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