シチズンが、ヤマハと合同でデザイン展「FIND RHYTHM」を開催中だ。両社のデザイナーによる共同研究の成果を紹介する展示会である。会場のHOME/WORK VILLAGEでは、時計と楽器という異なる分野から「リズム」の本質に迫る研究試作品が展示される。会期は11月8日(日)まで。
時計と楽器、異なる分野のデザイナーが「リズム」をテーマに共同研究
シチズンとヤマハが、時計と楽器から「リズム」の本質に迫る合同デザイン展「FIND RHYTHM」を開催した。会場は東京・池尻のHOME/WORK VILLAGEである。本展は、東京都内で開催される日本最大級のデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART TOKYO 2026」の参加企画として実施されている。会期は11月8日(日)までだ。

腕時計を通じて「時」を追求するシチズンと、楽器を通じて「音」を追求するヤマハ。両社のインハウスデザイン部門は、2024年から異業種間での交流を進めてきた。手掛ける製品こそ異なるものの、時計が刻む時間と楽器が奏でる音には、いずれも「リズム」という共通点がある。こうした着想から生まれたのが、今回の展示テーマである「FIND RHYTHM」だ。
星の瞬きや潮の満ち引き、虫の声、心臓の鼓動など、この世界にはさまざまな周期が存在している。普段は意識することの少ないこれらのリズムも、ふとした瞬間に気付くことがある。そして、過去の記憶や感覚と結びついていく。本展では、そうした日常に潜むリズムを発見し、具体的な形として表現することを目指している。
両社のデザイナーは、正確さや機能といった製品づくりの物差しからいったん離れ、物理現象そのものが持つ楽しさや心地よさ、意外性に着目した。考察と実験を重ねながら、リズムをテーマとする研究試作品を制作した。

会場には、シチズンから「Kuru・Guru・Byun」「Kumi-Rhythm / Matataki」「Fuwari-Hirari」「Cocoro Rhythm」「Pixelation」の5作品が出展される。一方、ヤマハからは「Swing Strings」「Metronome Bouncer」「Paper Cup Horse」「Drip, Drop, Drip」「Playing Tick-Tock」の5作品が披露される。いずれも、時計や楽器の完成品とは異なる視点から、リズムという現象に向き合った研究成果だ。


会場となるHOME/WORK VILLAGEの展示スペースは、2階スペースおよびMIDORI.so Ikejiriギャラリーで、入場は無料だ。開催時間は原則12時から18時まで、金・土・日曜および祝日は11時から21時までとなり、最終日は18時に終了する。
イベント会場はHOME/WORK VILLAGE内の2階スペースおよびMIDORI.so Ikejiriギャラリーに設けられている。入場料は無料だ。時計と楽器という異なる領域で培われてきたデザインの知見が交わる本展。両社は今後も共同研究を続け、そこで得られた発見をそれぞれの製品づくりにも生かしていく考えだ。


日常に潜むリズムを、時計と楽器の視点から見つめ直す本展は、デザインの新たな可能性を感じさせてくれる。会期は11月8日(日)まで。池尻へ立ち寄る際は、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
開催概要
シチズン×ヤマハ デザイン展「FIND RHYTHM」
会場:HOME/WORK VILLAGE 2階スペース+MIDORI.so Ikejiriギャラリー
住所:東京都世田谷区池尻2-4-5
期間:〜2026年11月8日(日)
時間:12:00〜18:00(金・土・日曜、祝日は11:00〜21:00。最終日は18:00終了)
入場料:無料



