ジラール・ペルゴの「1966」から満天の星空を配したオリオン3部作が登場

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2020.02.25

ジラール・ペルゴのクラシックな「1966」コレクションに、モダンなエッセンスを加えたオリオン3部作が登場する。ギリシャ神話をモチーフとしており、3つの超薄型ケースにブルーとブラックの2種のアベンチュリンダイアルが組み合わされる。地球上からもっとも明るく見える10個の星のうちの2つを含むオリオン座の物語を思わせる美しいダイアルが、信頼性に定評のあるキャリバーGP3300と組み合わされている。

1966 オリオン

ステンレススティール、DLCスティール、ピンクゴールドの素材から成るオリオン3部作。ドーム型の形状が輝く星空を彷彿とさせる。


クラシックな1966コレクション

 ジラール・ペルゴは1966年、3万6000振動/時の並外れた精度を実現する初の高振動ムーブメントを発表した。自動巻きムーブメントの信頼性と精度を組み合わせた絶妙に調和のとれたスリムなライン、1966コレクションのモデルは時代に左右されない本質を追求している。ジラール・ペルゴのコレクションの中でも特にクラシックなラインが1966コレクションだ。わずかなふくらみを持たせた側面、丸みを帯びた形状は初代の懐中時計を思わせる。1966コレクションの発売50周年を迎えた2016年に革新的なこれまでにない、大型のケースにすっきりとした品のいいダイアルが収めたモデルを発表した。既成概念に囚われず、美しさを純粋に追求し続けている。


1966 オリオントリロジー(オリオン三部作)

1966 オリオン

自動巻き(Cal.GP03300-0132/0139)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約46時間。SS(40.00mm、厚さ9.40mm)。3気圧防水。

 1966 オリオン三部作は、その名の通りオリオン座の物語にインスピレーションを得たモデルだ。アベンチュリンダイアルのナチュラルかつ天空を想起させる深い輝きが、1966にモダンなエッセンスを加えている。繊細なダイアルをドーム型の形状の外縁に組み込む、優れた時計製造技術があるからこそ実現した1966 オリオン三部作。ムーブメントの仕様はスティールのローターに、仕上げはコート・ド・ジュネーブ、ペルラージュおよび面取り。地板とブリッジは鏡面仕上げが施されており、サファイアクリスタルのケースバックからはブルースティール製のネジとゴールドプレートのエングレービングを鑑賞することができる(DLCコーティングスティールバージョンのみスモーキーサファイアクリスタルの裏蓋)。パワーリザーブは約46時間。針は1966を踏襲したリーフ型でエレガントな魅力を放つ。

1966 オリオン

自動巻き(Cal.GP03300-0132/0139)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約46時間。SS×DLC(直径40.0mm、厚さ9.4mm)。3気圧防水。
1966 オリオン

自動巻き(Cal.GP03300-0132/0139)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約46時間。PG(直径40.0mm、厚さ9.4mm)。3気圧防水。

詩情あふれる星々への旅

 ギリシャ神話におけるオリオンの物語の中で、最も有名なのは女神アルテミスとの恋物語だろう。狩猟の名手であったオリオンと狩猟の女神アルテミスは惹かれ合い、恋に落ちる。だがアルテミスの兄アポロンはオリオンの粗暴な性格を嫌い、二人を引き離すため一計を案じる。アポロンの放ったサソリに驚いて遠く沖の方へと逃げたオリオンを指し、アポロンは妹アルテミスに向かってこう言った。「お前がいくら弓の名手だといっても、あの遠くで動くものは射ることができまい」この挑発に乗ってしまったアルテミスは、それが自分の恋人オリオンであるとは知らずに弓で射抜いてしまったのだった。オリオンの死体を見て初めて自らの過ちに気づいたアルテミスは、せめて空で会えるようにとゼウスに頼み、オリオンは夜空に輝く星座となった。これが冬の夜、南の空に浮かぶオリオン座である。

1966 オリオン

DLC加工が施されたブラックバージョン。DLC加工とはダイヤモンド・ライク・カーボンの略で、金属表面にナノレベルの薄膜を作ることで従来にない低摩耗係数の表面にすることができる。肌触りもよく、耐腐食性なども併せ持つ丈夫な加工となっている。


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