プロトレック誕生25周年を記念したスペシャルモデルが登場

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2020.10.07

今年、誕生から25周年を迎えたカシオのアウトドアウォッチ「プロトレック」。その最高峰ライン「マナスル」からアニバーサリーモデル「PRX-8025HT」が登場した。太陽の周辺に光の輪が現れる「ハロ」現象をモチーフしたこのモデルは、世界限定200本での販売となる。

カシオ「プロトレック PRX-8025HT-1JR」
タフソーラー。パワーリザーブ約6カ月。樹脂×Ti(縦59.7×横52.5mm、厚さ14.9mm)。10気圧防水。対低温仕様(-10℃)。世界限定200本。20万円(税別)。


標高8000mの世界をデザインで表現した25周年記念モデル

 1995年の誕生以来、プロトレックはクライミングやトレッキングといったアウトドアスポーツ向けのモデルを生み出してきた。なかでも「マナスル」は、日本人唯一の8000m峰全14座登頂者であるプロ登山家・竹内洋岳氏監修のもと、8000m峰登頂に必要なスペックを追求したプロトレックの最高峰ラインだ。竹内氏が実際に登山で使用して感じた改善点や要望を反映し、デザインや機能を研ぎ澄ませてきた。

 今回発表された25周年記念モデル「PRX-8025HT」は、竹内氏がヒマラヤで見たハロ現象をペルラージュ仕上げのベゼルで表現。ハロ現象とは太陽や月に薄い雲がかかった際、周囲に光の輪が現れる大気光学現象のことだ。ベゼル素材には、強度の高い64チタンを採用。さらにDLC加工を施すことで、標高8000mから見上げる黒い空を再現すると同時に、過酷な環境下での使用に耐えうるスペックを与えている。

ブランド25周年を記念するスペシャルモデルにふさわしい、ロゴマーク入りの専用ボックス付き。

 時分針には、プロトレック初となるアルミ製の立体針を採用。チタン製のブレスレットには、ゴールドのIP処理を施し「PRO TREK 25TH ANNIV.」の文字が入った特製のコマがセットされている。ケースバックに刻印されているのは、プロトレック25周年のアニバーサリーロゴ。14個の星は、竹内氏が登頂した8000m峰全14座を意味している。

 機能面では、高度、気圧・温度、方位を計測できるトリプルセンサーを搭載。急に気圧が変化した際に液晶表示と音で知らせるアラーム機能のほか、過去20時間分の気圧を表示する気圧傾向グラフ、高度を計測年月日と時刻とともに最大30本まで記録できる高度メモリーなど、登山に役立つ機能が盛り込まれている。自然現象の美をデザインに取り入れ、過酷な挑戦を支える機能を搭載したスペシャルモデルは、世界限定200本での販売だ。



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