ロレックス【2021 新作】アップデートされた新世代の「オイスター パーペチュアル エクスプローラー Ⅱ」

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2021.04.21

2021年、ロレックスのスポーツモデルのひとつである「オイスター パーペチュアル エクスプローラーⅡ」に、基本的な要素を継承しながらアップデートが施された。細かな部分を最新の技術で最適化することで、より完成度の高い1本になった。

オイスター パーペチュアル エクスプローラーⅡ


現代に最適化されたエクスプローラーⅡ

 ロレックスが2021年に発表した「オイスター パーペチュアル エクスプローラーⅡ」は、新しいデザインのケースとブレスレット、そしてムーブメントが採用された。これまで受け継がれたデザインや仕様の伝統に忠実でありながら、随所に細かなアップデートが施されており、完成度を増した時計に仕上がっている。

オイスター パーペチュアル エクスプローラーⅡ

ロレックス「オイスター パーペチュアル エクスプローラーⅡ」Ref.226570
自動巻き(Cal.3285)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SS(直径42mm)。100m防水。89万8700円(税込予価)。

 1971年に発表されたエクスプローラーⅡは、ロレックスが持つ探検の精神を体現した1本だ。堅牢な設計を持ち、高い信頼性を得ていたこの時計は、過酷な条件のもとで世界中の遠隔地へ旅する探検家にとって、欠かせないツールウォッチのひとつだったという。

 オリジナルモデルから基本的な構造は変わらず、昼夜表示と第2時間帯を示すオレンジ色の針は、探検でその役割を発揮した。光が差し込まない洞窟の中や、日照時間が季節によって大きく異なる極地など、昼夜を確認することが難しい場所で重宝されていた機能である。

オイスター パーペチュアル エクスプローラーⅡ

ホワイトダイアルだけではなく、これまでと変わらずブラックダイアルのモデルもラインナップされる。

 今回発表された次世代を担うモデルは、機能はそのままに高精度で堅牢製の高いムーブメントが採用された。同社が2018年に自社開発し、同年に「オイスター パーペチュアル GMTマスターⅡ」で初めて採用されたキャリバー3285は、21年より本作に搭載されている。

 磁気の影響を受けにくい、ニッケル・リン製のクロナジーエスケープメントが採用されている他、従来のヘアスプリングの約10倍もの耐衝撃性を実現したブルー パラクロム・ヘアスプリングが高精度を担っている。これまでよりもパワーリザーブが約70時間に延長され、ベアリング保持のローターで効率良くゼンマイを巻き上げる構造となった。

 外装面においても変更が加えられた。ふたつのカラーが用意されたダイアルのアワーマーカーと針には、独自の発光素材が充填またはコーティングされており、暗所での発光時間がより長時間持続するようになった。

オイスター パーペチュアル エクスプローラーⅡ

 また、100mの防水性能を持つオイスターケースに付けられたオイスターブレスレットには、特許を取得したセーフティキャッチ付きオイスターロッククラスプが採用された。同社が開発したイージーリング(エクステンションリンング)を備え、ブレスレットの長さを容易に約5mm延長することが可能だ。時計本体の精度だけではなく、時計全体の装着感にも一層気を配り、ブレスレットとケースの接続部には繋ぎ目が目立たない一体型のデザインを取り入れている。

 より完成度が増した「オイスターパーペチュアル エクスプローラーⅡ」は、過酷な条件のみならず、優れた機能性は普段使いにおいても重宝するはずだ。



Contact info: 日本ロレックス 03-3216-5671


2021年 ロレックスの新作時計まとめ


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