自社製のグラン・フー エナメル文字盤を採用したジラール・ペルゴ「ロレアート 42mm エタニティ エディション」

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2022.01.13

ジラール・ペルゴは、壮麗な自社製のグラン・フー エナメル文字盤を採用したモデル「ロレアート 42mm エタニティ エディション」を発表した。この光沢ある表面の作りたてのような外観が、色あせたり失われることはない。実際、ロレアートの精神と一致するこの最新モデルは、決して衰えない永遠の魅力をもたらすように運命づけられたモデルだ。

ロレアート 42mm エタニティ エディション

 ロレアート 42mm エタニティ エディションには、ブルーとグリーンの2 つのバージョンが用意される。それぞれ188 本の限定生産だ。

  • ロレアート 42mm エタニティ エディション
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グラン・フー エナメル文字盤は、自社内の施設で作られる。エナメルは、粉末状に砕いたシリカ、鉛丹、炭酸カリウム、ソーダの混合物から成り、これに金属酸化物を加えることで、さまざまな色のエナメルを生み出すのだ。粉末を文字盤の上に振りかけたら、通常、およそ 800°C の炉に入れて焼成する。望みどおりの光沢のある外観が得られるまで、この工程が5 ~ 10 回繰り返される。グラン・フー エナメル加工を習得するには多くの専門知識を必要とするが、たとえ経験があっても、焼成を繰り返すと、ひび割れ、気泡、不完全な発色が生じることがあり、必然的に、多くの文字盤が検査に合格できず、廃棄される。けれども、この時間のかかる工程の最大の利点は、完璧なグラン・フー エナメル文字盤がその色をいつまでも保ち、永遠の楽しみを約束することだ。さらにジラール・ペルゴは、ギョーシェ仕上げのサンレイ モチーフで文字盤の表面に活気を与えた。この模様は、半透明のエナメル面を通して見え、文字盤の表面の壮麗さが強調される。


 1970 年代の半ばからは、スティール製スポーツウォッチが大きな人気を博した。1975 年に発売されたロレアートもそのひとつだ。このモデルは、完全一体型ブレスレットを特徴とし、最初は当時の最先端ノウハウであるクォーツ ムーブメントを搭載していた。興味深いことに、ラウンド型の文字盤は、クッション型ケース上の円形台座の頂上にある八角形ベゼルで囲まれていた。

ロレアート 42mm エタニティ エディション

自動巻き(cal.GP01800)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約54時間。SS(直径42mm)。100m防水。世界限定188本。181万5000円(税込み)。

ロレアート 42mm エタニティ エディション

自動巻き(cal.GP01800)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約54時間。SS(直径42mm)。100m防水。世界限定188本。181万5000円(税込み)。


キャリバー GP01800

キャリバー GP01800

 ラ・ショー・ド・フォンにある自社の生産施設で作られる、この自動巻きムーブメントは、コート・ド・ジュネーブ装飾が施されたピンクゴールド製ローターが特徴である。ムーブメントの優雅さをさらに高めるのが、ブリッジに施されたコート・ド・ジュネーブ装飾、面取り、鏡面仕上げのネジ、地板のペルラージュ仕上げ、エングレービングされた金箔文字などで、いずれも自社の妥協のない基準に従って実施されている。


Contact info: ソーウインドジャパン Tel.03-5211-1791


サンドイッチ文字盤を使用した300m防水のタフ設計、ジラール・ペルゴ「ロレアート アブソルート Ti 230」

https://www.webchronos.net/news/68829/
ジラール・ペルゴ【2021 新作】「ロレアート アブソルート ワイヤード」

https://www.webchronos.net/news/59035/
ジラール・ペルゴ的〝ラグスポ〟ウォッチが持つ3つの普遍的魅力とは?「ロレアート 42mm」&「ロレアート クロノグラフ 42mm」

https://www.webchronos.net/features/68676/