オーデマ ピゲ、ディスク表示の名作を復活! 「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ スター ホイール」登場

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2022.12.08

オーデマ ピゲは、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ コレクションの新作、「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ スターホイール」を発表した。“ヴァガボンドアワー”と呼ばれる、17世紀に作られた懐中時計を起源としており、針を使わない時刻表示が特徴だ。新たな外装をまとい、モダンに仕上がっている。

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ スターホイール


17世紀生まれのメカニズムを取り入れた“ヴァガボンドアワー”ウォッチ

 オーデマ ピゲは、2022年の新作として、「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ スターホイール」を発表した。

 本作は、17世紀に生まれた“ヴァガボンドアワー”と呼ばれる、針を使用しない独特の時刻表示を持つモデルだ。孤を描く分目盛のセクターの上を3つの独立した円盤が回り、時刻を表示するのだ。この風変わりなデザインはある種の神秘性をも感じさせる。20世紀には消え去ったが、このシステムのメカニズムは1991年に復活しており、「スターホイール」の名で2000年台始めまで多くのモデルが誕生した。

ヴァガボンドアワー

ヴァガボンドアワーのシステムは、法皇アレクサンドル7世の要望により、17世紀に生まれた。時計の駆動音のため不眠に悩まされていた法皇は、ローマの時計師カンパニ兄弟に、静かで暗闇でも見える「夜の時計」を作ってくれるよう頼んだ。兄弟が法皇に差し出した最初の時計が、このヴァガボンドアワーだった。時は半円の孤の形をした窓に現れ、クォーターも示し、内部から照らされていた。この時計がヴァガボンドアワーの前身としてシステムの土台となったのだ。

 17世紀の終わり頃からこのコンプリケーションは懐中時計に使われた。半円の孤の形をした窓はいつも 180度に開いていたが、クォーターに加えて分目盛がつけられ、より正確な時刻を示すようになった。18世紀には、これらの時計は豪華な贈り物とされ、著名人のステイタスを表すオブジェとして使われた。

1991年に発表された、スターホイールモデル。今回の新しいスターホイールはこのモデルの延長上にあり、他にも「ミレネリー」コレクション等でも、ヴァがボンドアワーは採用された。

 しかし、19世紀にはヴァガボンドアワーウォッチは少なくなる。この時代に作られたウォッチは読みやすいよう120度のセクターとなり、クォーターが消え、アワーの小さな窓もなくなる。メカニズムはいつも隠されていたので、表示は依然としてミステリアスなところがあった。360 度のヴァガボンドアワーが現れ、その後20 世紀の始めから少しずつアールデコ時代のジャンピングアワーに代わって行く。

 機械式ウォッチが新たな脚光を浴びた時期、1989 年にオーデマ ピゲの時計師の一人が「スイス時計ジャーナル」誌の記事で、ヴァガボンドアワーのシステムを再発見した。18ヶ月の開発の後、1991 年に、マニュファクチュール初のヴァガボンドアワー(réf.25720)が発表された。スターホイールという名は、中央に固定した大きな歯車のサファイア製のディスクを支える3本の腕からついたと思われる。この時にメカニズムが表に出て、その神秘的な機能の秘密が明かされた。

 今回、このスターホイールの名を冠するモデルが再び登場し、コンテンポラリーなデザインのCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ コレクションに加わったのである。広くは知られていない、魅力的なディスプレイが見る者に強い印象を与える。

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ スター ホイール

「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ スター ホイール」では、針は秒針のみ。3枚のディスクが 120度に開いた孤の60分の目盛に時を表示する。今年の新しいスターホイールは1990年代のモデルの延長上にあり、しかも CODE 11.59 バイオーデマ ピゲ の超コンテンポラリーなケースに収められ、アーキテクチャルなデザインがスターホイールのディスプレイをさらに引き立てている。ケースのアーキテクチャーは円(ベゼル、ケースバック、メカニズムのディスク)と、角を丸めた八角形(ミドルケース)といった幾何学的フォルムを重ねることから生まれた。


CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ スターホイール / 41ミリ

  • CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ スター ホイール
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自動巻き(cal.4310)。32石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。18KWG✕ブラックセラミック(直径41mm、厚さ10.7mm)。3気圧防水。価格要問合せ。

 ダイヤルの3枚のディスクの下にブルーアヴェンチュリンの宇宙が広がり、ディスクはダイヤルの上を惑星のように自転する。3枚のディスクはアルミニウム製でやや曲面がついており、ブラックのPVD 加工の上にオパーリンを被せマイクロビーズ仕上げを施された。ヴァガボンドアワーの時の数字はディスクの上にホワイトでトランスファー印刷。それとは対照的に、10時から2時位置まで120度に開く孤を描くセクター、そしてフランジはどちらもブラックで、分の数字と目盛がホワイトでトランスファー印刷されている。

ダイアルの素材にも注目

ダイアル

 この41mmの新リファレンスはアヴェンチュリン、18Kホワイトゴールド、ブラックセラミックが使用されている。素材の対比により CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ コレクションの複雑なデザインがさらに効果的に強調され、マニュファクチュールのシグネチャーである洗練された手仕上げにより、光が美しくきらめく。ベゼル、ラグ、ケースバックは18Kホワイトゴールドで、ブラックセラミックのミドルケースとの対比が映える。リューズもブラックセラミックで存在感をアピール。ゴールド部品と同様に、セラミックのミドルケースもポリッシュとサテン仕上げの組み合わせを多用し、全体を美しいディテールで包んでいる。

新型のスターホイール ムーブメントを搭載

 スターホイールの伝説的メカニズムが本作で刷新。自動巻きキャリバー4310としてCODE11.59 バイ オーデマ ピゲコレクションに搭載された。この最新のムーブメントは、キャリバー4309に新しいモジュールを加えた派生機だ。

ムーブメント

 時計づくりの技術と伝統のノウハウを融合させたこのムーブメントは約70時間のパワーリザーブを保持し、洗練された手仕上げに包まれている。アワーはアルミニウム製の自転するディスクが3枚付いており、3時間で1回転するセントラルローターにより表示される。それぞれのディスクには1から12までの4つの数字が印刷されており、分目盛が印刷されたダイヤル上部の孤のセクターにアワーを表示する。18Kホワイトゴールドの秒針はディスクの曲面に合わせて先端がややカーブしており、クラシックな方法で秒を示す。


Contact info: オーデマ ピゲ ジャパン Tel.03-6830-0000


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