チューダーは、レギュラーコレクションである「ブラックベイ 31/36/39/41」をリニューアルした。それぞれのサイズに3色のサンレイダイアルが新たに追加され、マニファクチュールムーブメントや新ブレスレットの採用によってその実用性も底上げされている。
さらに洗練されたブラックベイの哲学
ユニセックスでシックなデザインを特徴とし、アイコニックコレクションの多様なスタイルを模索するチューダー「ブラックベイ 31/36/39/41」シリーズ。
今回このシリーズが刷新され、新たに3色のサンレイダイアルを加えることでそのスタイルの拡充が行われた。また、それぞれに搭載されるムーブメントもアップグレードされており、その実用性に磨きがかけられている。
![ブラックベイ 41](https://www.webchronos.net/wp-content/uploads/2023/04/tudor_blackbay_2.jpg)
自動巻き(Cal.5601)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径41mm)。100m防水。51万8100円(税込み)。
![ブラックベイ 39](https://www.webchronos.net/wp-content/uploads/2023/04/tudor_blackbay_3.jpg)
自動巻き(Cal.5602)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径39mm)。100m防水。50万3800円(税込み)。
本リニューアルのハイライトは、4サイズすべてに搭載される自社製ムーブメントだろう。サイズごとにそれぞれ最適なムーブメントが選択されており、それら全てがC.O.S.C.(スイスクロノメーター認定協会)認定の高い信頼性を誇っている。
また、約70時間というパワーリザーブも備えており(31mmモデルは約50時間)、その実用性がより高い基準に押し上げられたと言える。
ダイアルカラーは、ブルー、アンスラサイト、シャンパンゴールドの3種が追加された。すべてがサンレイ仕上げを採用しており、比較的汎用性の高いカラーリングにはそれぞれで際立つミニッツトラックが刻まれている。
![ブラックベイ 36](https://www.webchronos.net/wp-content/uploads/2023/04/tudor_blackbay_6.jpg)
自動巻き(Cal.5400)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径36mm)。100m防水。49万600円(税込み)。
![ブラックベイ 31](https://www.webchronos.net/wp-content/uploads/2023/04/tudor_blackbay_7.jpg)
自動巻き(Cal.5201)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径31mm)。100m防水。47万7400円(税込み)。
ブレスレットは新たに316Lステンレススティール製5列リンクのものを採用。クラスプは独自のアジャスティングシステムを備えており、工具不要の簡単な操作で長さ調節が可能となった。
その他、基本的なデザインコンセプトは従来モデルに準じている。無駄を削ぎ落としたノンデイトのダイアルにスノーフレーク針、なめらかなベゼルなど、スマートにブラックベイらしさを表現したスタイルはそのままだ。
これらのデザイン要素は昨年発表されたコンビネーションモデルと同様であり、以降のコレクションの定番となることが予想される。
![](https://www.webchronos.net/wp-content/uploads/2023/03/T23_PRO_NP23O_01_V2_600.jpg)
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