エルメスは2023年の新作モデルとして、「エルメス H08」に複合素材のケースを採用したモデルを追加した。文字盤上のアクセントカラーとラバーストラップのカラーが異なる4モデルがラインナップされる。
「エルメス H08」に複合素材のケースを採用した新作が登場
![エルメス H08](https://www.webchronos.net/wp-content/uploads/2023/04/hermes_h08_2.jpg)
自動巻き(Cal. H1837)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。合成グラスファイバー×セラミックケース(直径39mm)。10気圧防水。
2021年にメンズコレクションとして発表された「エルメス H08」。丸みを帯びた角型ケースにラウンドダイアルを組み合わせた、独特なフォルムをもつ時計だ。男性らしさを感じさせながらも、しなやかで軽やかな印象のコレクションとなっている。
エルメスH08をデザインしたのは、エルメス・オルロジェのクリエイティブ・ディレクター、フィリップ・デロタル。シャープさとエレガントさを併せ持つタイムピースに仕上がっている。
2023年の新作モデルとして登場した新しいエルメス H08では、ケースに複合素材を採用している。軽量かつ堅牢なこの素材は、繊維を編んでアルミ加工を施したグラスファイバー、熱硬化性エポキシ樹脂、スレートパウダーからできている。
独特な質感のケースには、ブラックセラミックス製のベゼルとリュウズが組み合わされている。セメントカラーの文字盤にはグレイン仕上げが施されており、ケースやベゼルとの質感の違いを楽しめる。
![エルメス H08](https://www.webchronos.net/wp-content/uploads/2023/04/hermes_h08_3.jpg)
イエロー、グリーン、ブルー、オレンジの4色展開
![エルメス H08](https://www.webchronos.net/wp-content/uploads/2023/04/hermes_h08_4.jpg)
エルメス H08の新作では、カラーの異なる4モデルがラインナップされている。それぞれ、文字盤の周囲、分目盛、秒針にアクセントとしてイエロー、グリーン、ブルー、オレンジが採用され、表示をくっきりと際立たせている。
搭載されるムーブメントは、エルメス・マニュファクチュール機械式自動巻きムーブメントCal.H1837だ。このムーブメントには、サーキュラーグレインとスネイル仕上げを施した地板、サテン仕上げのブリッジやローター、「H」モチーフの装飾などが施されている。
ケースバックはサファイアクリスタル製で、ムーブメントを鑑賞することが可能だ。それぞれのカラートーンに合わせた、編み込みデザインのラバーストラップが装着されている。
![](https://www.webchronos.net/wp-content/uploads/2023/04/H08_thumb.jpg)
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