2026年の夏はシチズン「シリーズエイト」の新作ダイバーズウォッチデザインモデルで決まり!

2026.03.26

時計ライターの佐藤しんいちが、2026年の注目作として、「シリーズエイト」のダイバーズウォッチデザインに追加されたラバーストラップ仕様の新作モデルを紹介する。従来はブレスレット仕様のみの展開であったが、今般、新デザインのラバーストラップが用意された。新作のRef.NB6060-07Aは、マリンテイストを取り入れたホワイト×落ち着いたブルーのツートンにシルバーカラーが爽やかなコーディネートであり、シックな仕上がりとなっている。

シチズン シリーズエイト

シチズン「シリーズエイト」は、複数の部品を組み合わせた別体構造により、立体的でシャープなデザインを備えることが特徴である。本作でも、ベゼルの上面に施されたサテン仕上げと、そこに隣接する斜面へのポリッシュなど、コントラストの効いたデザインが楽しめる。
佐藤しんいち:文
Text by Shin-ichi Sato
[2026年3月26日公開記事]


「シリーズエイト」にラバーストラップ仕様の新作モデルが登場

 2026年に発表された新作時計のうち、ライターの佐藤しんいちが注目しているのが、「シリーズエイト」の中でも、特にスポーティーな20気圧防水のダイバーズウォッチデザインに追加された、ラバーストラップモデルRef.NB6060-07Aだ。従来はブレスレット仕様のみであったが、今般、新デザインのラバーストラップが用意された。今回は、本作の魅力について深掘りする。

 なお、シリーズエイトについては、本年に登場した同ブランドの新作モデルを深掘りした記事(https://www.webchronos.net/features/151826/)の中でおさらいしているので、気になる読者は読まれたし。

ダイバーズウォッチデザインのシリーズエイト

 シリーズエイトは、エッジが効いたスポーティーさのあるデザインを特徴としており、この特徴が人気の理由のひとつとなっている。今回取り上げるダイバーズウォッチデザインのシリーズエイトは、よりスポーティーなテイストにフォーカスし、20気圧に防水性能を引き上げたモデルとして、2024年にデビューしている。

シチズン シリーズエイト

シチズン 「シリーズエイト」Ref.NB6060-07A
自動巻き(cal.9051)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SSケース(直径42.6mm、厚さ11.7mm)。20気圧防水。18万7000円(税込み)。

 2時位置のリュウズはインナー回転ベゼルの操作用だ。この回転ベゼルを使うことで、分単位の計測を可能としている。ベゼルの存在は機能面だけでなく、モダンなシリーズエイトのデザインに、一般的なアウターベゼルを持ったダイバーズウォッチとはまた違ったアクセントを加えている点が面白い。

 ケース径は42.6mmと、ダイバーズウォッチのデザインとしては標準から少し大きめの数値となる。ただ、実機を触れた感想としては数値よりももう少しコンパクトに感じる。厚さは11.7mmと、20気圧防水としては薄い仕立てとなり、スポーティーでエレガントなスタイリングを生み出している。

マリンテイストを取り入れた文字盤デザイン

 発表されたラバーストラップの新作であるRef.NB6060-07Aは、ホワイト×ブルーのツートンにシルバーカラーが爽やかなデザインとなっている。これはマリンテイストを取り入れたもので、スポーティーなスタイリングとマッチしている。

 文字盤には、日本特有の市松模様と都会のビル群から着想を得たデザインを融合したパターンが施される。ランダムな凹凸が光を受けて陰影を生み出す点は、シリーズエイトのアイコンと言えるだろう。分表示が描かれたインナー回転ベゼルは、15分までがブルーで、それ以降がシルバーをベースとしたデザインだ。よく見るとレコード状のパターンがインナーベゼルに施されており、反射を抑えて視認性を確保しつつ、文字盤との表情の違いを生み出している。

 インデックス、時分針、日付窓などは、周囲がブルーで内側がホワイトという配色で、ブルーの面積を抑えて全体を明るく爽やかに仕立てている点が印象的だった。2時位置と3時位置のリュウズは共に光沢のあるブルーで、こちらもワンポイントとして効いている。

シチズン シリーズエイト

シリーズエイトのアイコンである凹凸パターンが施された文字盤。ホワイトとブルー、あるいはシルバーカラーとのコントラストが効いており、視認性が高い。ブルーを印象強く用いながら、その面積は控えめで、明るく爽やかな配色となっている点が特徴だ。

新たに用意されたラバーストラップ

 そして、本作の注目は組み合わされるラバーストラップである。文字盤デザインに取り入れられたブルーがストラップにも採用されており、本作のスポーティーテイストを際立たせている。

 特筆すべきはラバーストラップの背面で、文字盤同様の凹凸パターンが取り入れられているのだ。オーナーのみが見ることができる密かなワンポイントとして面白いのではないだろうか。また、蒸れ防止効果や、ストラップのグリップ力向上による安定性アップにつながると予想され、着用感向上に寄与すると筆者は予想している。

 短時間の着用であったが、さらさらと柔らかいタッチのラバーストラップで肌触りが良く、重心の低いヘッドも相まって、着用時のバランスが良かった。暑い時期の長時間の着用で、このストラップデザインがどのような効果を発揮するかが気になるところである。

シチズン シリーズエイト

ラバーストラップの裏面の凹凸パターン。文字盤同様のデザインが取り入れられている点が面白い。ストラップはウレタン製で柔らかく、さらさらとした肌触りが印象的であった。

シチズン シリーズエイト

シチズン 「シリーズエイト」Ref.NB6060-58L
ブレスレット仕様の従来モデル。シリーズエイトらしい、平面と直線、エッジの効いたデザインがブレスレットにも取り入れられており、こちらも魅力的な仕上がり。自動巻き(cal.9051)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SSケース(直径42.6mm、厚さ11.7mm)。20気圧防水。19万8000円(税込み)。


ビジネスシーンにもマッチしそうなシックな仕上がり

 今般発表されたRef.NB6060-07Aは、マリンテイストの効いたツートンカラーで、ブルーの彩度を落とした仕上がりのため、全体的にシックな印象を受けた。11.7mmと長袖のスタイリングにも比較的取り入れやすいケース厚であるし、半袖のコーディネートに取り入れた際にも映えるボリューム感でもある。

 また筆者は、このシックなカラーリングからビジネスシーンにもマッチするモデルであると感じた。ネイビーのジャケットにホワイトのシャツと、それを受けたような配色の本作は、調和することだろう。さらに本作は2種耐磁となっており、ビジネスシーンでは手放せない、パソコンやスマートフォンといった磁気を発生するデバイスに1cmまで近づけても、ほとんどの場合で性能を維持することのできる耐磁性能を有している。この点も、筆者がビジネスシーンに向けて提案する理由のひとつとなっている。

 スポーティーかつシックな、シリーズエイトの新作をぜひ店頭でチェックいただきたい。



Contact info:シチズンお客様時計相談室 Tel.0120-78-4807


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