トレンドの発信地、表参道で存在感を放つ「IWC 表参道ブティック」。ブランドのフィロソフィーを感じる2フロア構成の店内

2026.06.12

銀座、新宿に次ぐ国内3店舗目のブティックとして、2024年3月にオープンしたIWC 表参道ブティック。ブラック1色で統一された重厚感を漂わせる外観に加えて、2フロアで構成される店内にはアートスペースのような展示空間も用意。ディスプレイに並んだ時計のみならず、店舗の設えからも革新性を追求し続けるブランドのフィロソフィーを存分に感じ取れるようになっている。

ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・プロセット “プティ・プランス”

ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー・プロセット “プティ・プランス”
シンプルな操作から、ユーザーの高い評価を獲得してきたIWCのパーペチュアルカレンダー。この定評ある操作性をさらに進化させ、リュウズの前後操作でより直感的にカレンダー調整が行えるようにした2026年の新作。複雑機構を搭載しながらも、ケースが42.9mmに小径化したことで装着感が向上。ホワイトの酸化ジルコニウム・セラミックス製ケースも実に軽快な印象だ。自動巻き(Cal.82665)。34石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。セラミックケース(直径42.9mm、厚さ14.3mm)。10気圧防水。631万4000円(税込み)。
岡村昌宏:写真
Photographs by Masahiro Okamura (CROSSOVER)
竹石祐三:編集・文
Edited & Text by Yuzo Takeishi
[クロノス日本版 2026年7月号掲載記事]


上下階ふたつの空間で体感する
ブランドの革新的スピリット

 ケヤキ並木が両脇に続く、東京を代表するストリート、表参道。ハイブランドの旗艦店が数多く立ち並ぶトレンドの発信地として、多くの観光客が訪れる、世界的にも有名なショッピングエリアだ。その起点となる表参道交差点のすぐそばに位置するIWC 表参道ブティックは、外観をブランドのイメージカラーであるブラックで統一。ビルの上部には巨大なLEDスクリーンが設置され、多くの建物が林立するロケーションにあって、ひと際存在感を放っている。

インヂュニア・オートマティック 35

インヂュニア・オートマティック 35
2024年に「インヂュニア・オートマティック 40」にラインナップされて以来、人気を誇るブルーダイアルを、直径35mmケースに組み合わせた新作。象徴的なグリッドパターンとブレスレット一体型ケース、さらにはサテンとポリッシュ仕上げを組み合わせたケースとブレスレットが存在感を放ち、小ぶりなボーイズサイズながら、男性でも着用しやすい1本に仕上がっている。自動巻き(Cal.47110)。23石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SSケース(直径35mm、厚さ9.4mm)。10気圧防水。168万1900円(税込み)。

 現在、表参道には多くの時計ブランドがブティックを構えているが、中でもIWCのブティックはその立地から、表参道沿いの時計店を見て回る際のスタート/ゴール地点として、多くの買い物客が訪れるように。また、銀座や新宿のIWCブティックを巡回したいときにも足を運びやすいことから、ブランドの熱心なファンにも好評を得ているという。

ポルトギーゼ・オートマティック 42

ポルトギーゼ・オートマティック 42
2024年に発表された「ポルトギーゼ・オートマティック」の18Kレッドゴールド製モデル。15層の透明ラッカーを塗布したダイアルは、深い光沢を放つオブシディアンブラック。これに合わせてサントーニ社製のアリゲーターストラップを備えるなど、品のあるルックスにまとめる一方、ムーブメントにはツインバレルを搭載し、約7日間のパワーリザーブを実現している。自動巻き(Cal.52011)。31石。2万8800振動/ 時。パワーリザーブ約168時間。18KRGケース(直径42.4mm、厚さ13mm)。5気圧防水。463万6500円(税込み)。

 もちろん、支持されているのは立地ばかりではない。同店は1階が企画展示のためのポップアップスペースで、2階が常設のブティックエリアという2フロア構成。特にユニークなのが1階で、店内に足を踏み入れた瞬間、アートギャラリーのようなモダンな空間が来店客を出迎えてくれる。ここはシーズンテーマの世界観を伝えるためのスペース。新作のキャンペーンに合わせたモデルが展示され、さながら美術館のような趣だ。しかも、この展示内容はおよそ半年ごとに入れ替わるので、定期的に訪れることでIWCに対する理解がより深まるはずだ。

IWC 表参道ブティック

横に長く広がる2階のブティックエリア。ショーケースの中は、時計がコレクションごとに整然と並べられ、好みのモデルを探しやすくなっている。また、ラウンジスペースはフロアの両サイドに用意されているため、他の来店客の目を気にすることなく、ゆっくりと時計を試着できる。

IWC 表参道ブティック

1階は企画展示のためのポップアップスペース。コンパクトにまとめられてはいるが、シーズンごとのテーマに合わせた展示内容は、時計愛好家ならずとも楽しめる。

 続く2階のブティックエリアは、ブラックとホワイトを基調とした、横長に広がるモダンな空間で、壁面に掲げられたビジュアル(現在はエターナルカレンダー)がブランドの世界観を強く印象付ける。ショーケースには「インヂュニア」「パイロット・ウォッチ」「ポルトギーゼ」「ポートフィノ」のコレクションごとに時計が整然と並べられ、個々のモデルを比較検討しやすくなっている。またブティックエリアには、来店者が時計をじっくりと眺めたり試着したりできるふたつのラウンジも用意。ラウンジはフロアの両サイドに設置され、顧客のプライバシーにも配慮されているため、落ち着いて時計を吟味できるのもいい。

 今回、同店は新作を中心とした3つのモデルをレコメンド。これらの時計を含むIWCの新たな発見を求めて、表参道ブティックに足を運んではいかがだろう。

IWC 表参道ブティック

IWC 表参道ブティック

オールブラックの外観は、多くの建物が並ぶ表参道エリアでもひと際クールで印象的だ。

住所/東京都港区北青山3-5-25 青山Sceneビル
営業時間/12:00~20:00(平日)、11:00~19:00(土・日曜、祝日)
定休日/無休



Contact info:IWC 表参道ブティック Tel.03-4570-4455


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