“手の届くラグジュアリー”を標榜するフレデリック・コンスタントが、ジュネーブ・ウォッチ・デイズ2026で2種の「クラシック モネータ」をリリースした。いずれもこれまでのクラシック モネータにはなかった仕様を備えたモデルとなっている。

Text by Shin-ichi Sato
[2026年9月3日公開記事]
「クラシック モネータ ハンドワインディング」

「クラシック モネータ」コレクション初となる手巻きモデル「クラシック モネータ ハンドワインディング」が発表された。ラ・ジュー・ペレ社が開発した手巻きムーブメントCal.FC-435を搭載し、6時位置にスモールセコンドを備えたクラシカルなデザインかつ、ヴィンテージテイストにあふれた仕上がりとなっている。
そんな新作のベースとなったクラシック モネータは、2024年に登場したコレクションだ。イタリア語で“貨幣”を意味する“モネータ”の名が示す通り、コインの縁に刻まれる溝をモチーフとしたコインエッジ装飾を文字盤のフランジに取り入れている。新作では、中央のサーモンカラーから外周に向かってブラックへと深まるグラデーションを文字盤に施していることが目を引く。文字盤表面にはグレイン加工もあしらわれており、温かみのある仕上がりだ。文字盤外周のダークな色調にポリッシュ仕上げのアプライドインデックスを合わせ、センターにはドーフィン型の時分針、6時位置にはスモールセコンドを配置し、1950年代のモデルを思わせるクラシカルなデザインコードを取り入れている。
搭載するラ・ジュー・ペレ社製の手巻きムーブメントCal.FC-435をシースルーバックから鑑賞することが可能で、コート・ド・ジュネーブ装飾やフレデリック・コンスタントの紋章を楽しむことが出来る。
本作は世界限定999本で、2026年10月に発売予定である。

手巻き(Cal.FC-435)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約63時間。SSケース(直径38.5mm、厚さ10.13mm)。5気圧防水。世界限定999本。2026年10月発売予定。
「クラシック モネータ ムーンフェイズ」

「クラシック モネータ」コレクションに、ムーンフェイズ表示を備えた「クラシック モネータ ムーンフェイズ」の新作2モデルが発表された。本作は、コレクションとして初めてマザー・オブ・パール文字盤を採用しており、ベイビーブルーとピーチの2色がラインナップされる。天然素材であるマザー・オブ・パールは、光の当たり方によって繊細な光彩を見せ、ひとつひとつ異なる表情を持つ点が魅力だ。搭載するクォーツムーブメントのCal.FC-206は、6時位置にムーンフェイズ表示を備え、ここにもマザー・オブ・パールを用いて表情のある仕上がりとしている。
本作のケースは従来モデルから小径化された直径34mm、厚さは8.34mmであり、文字盤デザインも相まってクラシカルな仕上がりだ。ベイビーブルー文字盤モデルではシルバーカラーのステンレススティールケースで、ミラネーゼメッシュベルトを組み合わせる。ピーチ文字盤モデルは、ローズゴールドカラープレーティングを施したケースで、シックなブラックのレザーストラップを組み合わせる。

クォーツ(Cal.FC-206)。SSケース(直径34mm、厚さ8.34mm)。5気圧防水。23万1000円(税込み)。2026年10月発売予定。

クォーツ(Cal.FC-206)。SSケース(直径34mm、厚さ8.34mm)。5気圧防水。23万1000円(税込み)。2026年10月発売予定。



