中村隼人さんが語る、「ブレない軸と男の色気」を宿す時計選び

2026.10.19
時計専門誌『クロノス日本版』の編集長・広田雅将がTOKYO FMでパーソナリティーを務めるラジオ番組「BEST ISHIDA Presents クロノス日本版 Tick Tock Talk♪」。今回は中村隼人さん登場回のアフタートークを紹介する。

「これ」と決めたらブレない。20歳で手に入れたロレックス「エクスプローラー」

 歌舞伎俳優の中村隼人さんがアフタートークのゲストとして登場した。歌舞伎界からは片岡愛之助さんや尾上右近さんに続く出演となるが、広田は「歌舞伎役者のみなさんは時計選びが面白い」と語り、それぞれの個性が色濃く反映された愛機について触れる。

 中村隼人さんが12〜13年前に初めて購入した時計は、ロレックスの「エクスプローラー」だ。華やかなモデルを選びがちなエンタメ業界において、極めてシンプルな選択といえる。中村隼人さんは「『もうこれ』と決めたらぶれない」と語り、長年愛用して刻まれた傷とともに、そのブレないこだわりを明かした。ケースサイズ39mmの同モデルは、がっしりとした手元に心地よく収まるという。

「型」をリスペクトする姿勢に通じるジャガー・ルクルト「レベルソ」

 次に紹介されたのは、2本目として手に入れたジャガー・ルクルトの「レベルソ・クラシック」だ。ケースを反転させられる独特の構造や、ポロ競技に由来する歴史的背景、そしてリューズを巻きながら一日の始まりを迎える手巻きならではの儀式的な楽しさに惹かれたという。

 30代でレベルソのスタンダードな手巻きモデルを選ぶセンスに、編集部員も「なかなか選ばない素晴らしいセレクト」と太鼓判を押す。1931年の誕生から90年以上も基本形を変えず、時代に合わせてアップデートを重ねてきたレベルソの歴史について、広田は「型あっての型破り、型がなければ形無し」という言葉を引き合いに出した。古典歌舞伎をルーツに持ちつつ『スーパー歌舞伎』や新たな表現へ挑戦し、再び古典へと還元していく中村隼人さんのキャリアとも深く共鳴している。

「男の色気」は「余白」から生まれる。あえてぶらす時計選びへのアプローチ

 トーク後半では、中村隼人さんの考える「男の色気」についての持論が展開された。中村隼人さんは色気の神髄を「余裕」と言い表す。すべてを詰め込まず、知識やスキルを持ちながらもあえて見せない「余白」や「人が入り込める隙」を作ることが、人間的な魅力や仕事のご縁に繋がると語った。

 そんな中村隼人さんに向けて、広田はIWCの傑作「ポルトギーゼ・クロノグラフ」を提案。細いベゼルが生み出すドレッシーな知性と、存在感のあるケースデザインの多面性が、幅広い役柄を演じ分ける現在の姿に重なると解説した。さらに、すでに自身のスタイルを確立している中村隼人さんに対し、あえてテイストの異なるド派手な金無垢モデルやカラフルな「MoonSwatch」などで「意図的に軸をぶらしてみる」という新たな時計の楽しみ方も提示された。

 伝統を受け継ぎながらも挑戦を続ける中村隼人さんが、今後どのように時計と出会い、自身の「余白」を深めていくのか。トークの全容や終始和やかな2人の掛け合いのニュアンスは、ぜひ動画本編で確かめてほしい。

BEST ISHIDA Presents クロノス日本版 Tick Tock Talk♪ 番組詳細

 時計専門誌『クロノス日本版』編集長・広田が、ゲストと深く熱い時計談義を繰り広げるプログラム。時計との出会い、思い入れのある1本などのエピソードを通して、ゲストの人となりやライフストーリーをひもといていく。

 なお、番組の最新放送回は、下記リンク radiko より視聴可能だ。

https://radiko.jp

番組Webサイト:https://audee.jp/program/show/300005808
メッセージフォーム:https://www.tfm.co.jp/f/ticktocktalk/message

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