
スイス時計業界がクォーツショックの打撃を受けるなか、機械式時計の伝統的な技術を継承するために、1983年にゲルト・ラングがミュンヘンに設立したクロノスイス。1987年にはレギュレーター式ダイヤルの腕時計としては初の量産モデルとなった「レギュレーター」を発表した。
創業35周年、そして「レギュレーター」発表30周年を迎える節目の年である2018年。クロノスイスは3次元スタイルのダイアルとスケルトン装飾で仕上げた新作モデル「シリウス フライング・レギュレーター オープン ギア」を発表した。ダイアルはムーブメントの地板も兼ねており、その上に輪列が重なる。
ダイアルバリエーションは、ガルニック ブルー、ガルニック ブラック、シルバーの3タイプ。ケース素材はステンレススティールまたは18Kレッドゴールケスの2種類がある。
その年の新作モデルや、機構、仕上げの完成度など、毎回決められたテーマの中から、優れた10本を時計ジャーナリストたちが選出します。
クロノスドイツ版の人気連載「TEST」の翻訳記事。腕時計のデザイン、機能などをポイント性によって評価します!
時計の部品、機構、ブランド名など、基礎から専門用語まで、広範囲にわたって解説します。時計の知識を深めるための用語辞典です。