ディーン・フジオカのトークに時計好きもうなる! ブライトリング×ウルトラマン特別モデル発表会にて

FEATURE その他
2026.09.29

2026年9月15日、ブライトリングは特撮映像作品『ウルトラマン』の誕生60周年をたたえて、特別モデルを発表した。「ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 ウルトラマン リミテッド」である。この記念モデルが10月1日(木)から発売されるにあたり、ブライトリング ブティック表参道でイベントが開催された。招かれたのは、ウルトラマンの生みの親のひとりと出身地を同じくするディーン・フジオカである。

ブライトリング ウルトラマン ディーン・フジオカ

鶴岡智恵子(クロノス日本版):写真・文
Photographs & Text by Chieko Tsuruoka(Chronos-Japan)
[2026年9月29日公開記事]


ディーン・フジオカのウルトラマン、そして時への考え方

 2026年9月15日、ブライトリングは「ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 ウルトラマン リミテッド」を発表した。本作は1966年に円谷プロダクション制作の下に生まれた、特撮テレビドラマ『ウルトラマン』の誕生60周年を記念する特別モデルである。

ブライトリング ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 ウルトラマン リミテッド

ブライトリング「ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 ウルトラマン リミテッド」Ref. AB01389D1G1A1
自動巻き(Cal.01)。47石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径43mm、厚さ13.69mm)。3気圧防水。196万6800円(税込み)。

 この特別モデルが10月1日(木)より発売開始されるにあたり、House of Brands Japanはブライトリング ブティック表参道でメディア発表会を開催。円谷プロダクションの創設者である円谷英二と同郷のディーン・フジオカを招き、トークセッションを行った。司会は、2008年に放映された映画『大決戦! 超ウルトラ8兄弟』(八木毅監督)でメグを演じた松下恵である。同い年であるというディーンと松下とで、軽快なトークに場は大きく沸いた。

 円谷およびディーンの出生地は、福島県須賀川市である。今回発表された特別モデルを着用のうえで登場したディーンは、本作をまじまじと眺めながら、文字盤の独特さ、きらめきについて言及した。このきらめきは、メテオライト由来のものだ。本作はブライトリングの日本限定モデルとしては初めて、メテオライトが文字盤に採用された1本となる。このメテオライトは約100万年前に、スウェーデンに落下したムオニオナルスタ隕石が使われている。真鍮製の文字盤に貼り付けられているのではなく、スライスされたメテオライトが文字盤として成形されており、メテオライトをスライスすると現れるウィドマンシュテッテン構造によって、ディーンが見つめた独創的なパターン、そしてきらめきが創出されている。

ブライトリング ウルトラマン ディーン・フジオカ

ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 ウルトラマン リミテッドを掲げるディーン。直径43mmと大ぶりなケースを持つ腕時計を着けこなすスタイルはさすがである。ちなみに、つい先週、ディーンはスウェーデンを訪れていたというのも、彼と本作との何かしらの縁を感じさせるエピソードだ。

ブライトリング ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 ウルトラマン リミテッド

ウィドマンシュテッテン構造によって、ツール感の強いナビタイマーに艶やかさが添えられている。

 トークセッションの中で、ディーンが須賀川において、円谷英二に対してどのような記憶があり、今どんな思いを持っているのかが語られた。

「須賀川で生まれて、引っ越してからも夏休みや冬休みといった長期休みには毎年遊びにいっていました。(幼少期の)そういった景色の中に、いつも円谷さんはいました。(中略)大きくなってからテレビに写っているのを見たり、また、海外、特にアジア圏で円谷プロの作品を愛している方々に触れたりして、『地元の先輩はこんなに偉大だったのか』と知ったんです」

 幼少期からすでに円谷英二の影響力は須賀川市で強く、“円谷ワールド”が景色の一部であったと言うディーン。なお、地元では親しみを込めて「円谷さん」と呼ばれていたのだとか。そんなディーンにとっての“円谷ワールド”、そしてこの世界感に慣れ親しんできたことを示すのが、ディーンが地元に飾られているウルトラマンとともに並んで写っている写真だった。

 一方、こういった幼少期から当たり前の存在であったからこそ、円谷の存在が今の彼につながっているとも語られた。

「人生をかけて知っていくというのでしょうか。無意識のレベルで、物心つく前から影響を受け、今の自分につながっているんです」

 ちなみに須賀川市では、「すかがわ市M78光の町」への住民登録サービスを展開しているというディーンからの豆知識も得た。須賀川市の公式サイトで仮想住民登録をすることで、M78光の町の住所を手に入れることができるのだ。登録後にJR須賀川駅構内コミュニティプラザ、須賀川観光協会を訪れれば、「すかがわ市M78光の町」町長を務める「ウルトラの父」が認定した住民票が有料で発行される。これは登録せざるを得ない。

ディーン・フジオカ

地元・須賀川でウルトラマンとともに写真に収まるディーン。

 さらに、ディーンが着用しているナビタイマーを使って3分を計測し、この3分の中でトークを行うという「3分クロノグラフトーク」も行われた。3分の間に松下が「朝型ですか? 夜型ですか?」「時間を忘れるほど夢中になることはありますか?」「3分だけ自由時間があれば何をしますか?」「人生で大切にしている時間は?」という質問を繰り広げ、あっという間に時間オーバー。松下の「え、もう!?」ディーンの「3分経ってる!?」という驚きの声に、会場は笑いに包まれた。

 なお、回答は前から「朝型でいたい、でも昼寝はします」「あります。特に創作をしている時です」「昼寝します」「だらだらする時間、オフの時間」とのこと。

ブライトリング ウルトラマン ディーン・フジオカ

腕時計を何本も所有するというディーン。クロノグラフの扱いも手慣れていたが、さすがに「話す人と計測する人は分けなくてはいけませんね(笑)」と苦笑いだった。

 今回のトークイベントで特に印象的だったのが、ディーンの考える「時」だ。ディーンは演じた時間の象徴として、役で使用した時計を買い取ることも多く、複数本所有のうえ、ケースに保管しているというのだ。筆者はそんなディーンに、「複数本の時計を所有しているディーン・フジオカさんとして、やはりいくつも時計を所有する小誌の読者に、ウルトラマンとのコラボレーションモデルのどんな点を勧めたいですか?」という質問を投げ掛けたところ、次の回答が返ってきた。

「ブライトリングとウルトラマン、両者のメッセージがクロスして、非常に面白い点です。須賀川市のつながりで円谷さん、そして特撮文化をお伝えしましたが、ブライトリングにもそういったエピソードはたくさんありますよね。先週スウェーデンに行って、ストックホルム・アーランダ国際空港で、ブライトリングの時計を至るところで見ました。イミグレーションやチェックインカウンターにもありましたね。その際、時が象徴するものとはなんだろうって考えさせられたんですよ。自分は、絶対性みたいなものだと思っています。ひとつの基準です。(中略)自分は国際的な共同制作で海外に行くのですが、やはり文化が違ったり言葉が違ったりします。『これが正しい』『ここの法律はこうだ』とか、それぞれに根拠はあるのですが、疲れてくると『そんなこと知ったこっちゃない!』みたいな感じになるんですよね(笑)。途中で帰ってしまう人もいるんです(笑)。そういったところでは、時間という概念でしか話せないと思っています。1秒は平等であり、太陽が昇って沈むというタイムゾーンがあります。自分たちが時間というものに頼って生きているのを感じるんです」

 時を「世界共通言語」とし、その時を示す時計を大切にするディーンだからこその回答ではないだろうか。

実機はブライトリング ブティック表参道にて!

 ブライトリングがウルトラマン誕生60周年を祝してリリースした「ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 ウルトラマン リミテッド」は、10月1日発売とのことだが、すでに予約がかなりの数で入っているとのことだ。

 とはいえ実機は今回トークセッションが開催されたブライトリング ブティック表参道、そして先日オープンしたブライトリング ブティック そごう横浜店で見ることができるので、気になる読者は一度問い合わせをしてみてほしい。



Contact info:House of Brands Japan Tel.0120-105-707


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