遊び心と確信に満ちた、ステータスにとらわれない時計選び
デビュー30周年を迎え、アルバム『ザ・東儀』をリリースした雅楽師の東儀秀樹さん。1300年の歴史を持つ雅楽の世界に新たな風を吹き込み続ける東儀秀樹さんだが、実は無類の時計好きとしても知られている。カメラや車などさまざまな趣味を持つ中でも、時計の選び方は非常に幅広く、独特の美学に貫かれている。
父親から譲り受けたセイコーの自動巻き時計が、東儀秀樹さんの時計への入り口であった。その後、自身で初めて購入したのは、一般的な王道ブランドではなく、オーガスト・レイモンのクロノグラフ「コットンクラブ」である。日本国内ではステータスシンボルとしてロレックスやオメガが話題になりやすいが、東儀秀樹さんは他人の目を気にすることなく、自身の感性に従って時計を選び続けてきた。
古典への深い理解と新たな挑戦が交差するコレクション
ジラール・ペルゴの「GP7000」に魅了され、色違いで3本もそろえるなど、そのコレクションは独自性を放っている。さらに、ドゥ・グリソゴノやタグ・ホイヤーのモナコ、ユリス・ナルダンのマリン クロノメーターから、トイウォッチのトゥールビヨンに至るまで、テイストは多岐にわたる。
一見するとばらばらに見える選択だが、そこには「自分の好き」を貫く確固たる軸が存在する。雅楽という古典芸能の神髄を深く理解しているからこそ、新しいコラボレーションや遊び心あふれる挑戦に対して胸を張ることができると東儀秀樹さんは語る。高い技術力に裏打ちされた遊び心を愛する姿勢は、時計選びにおいても全くブレがないのだ。
型あっての型破り。古典をアップデートしたオメガのタイムピース
広田雅将が今回おすすめした時計は、オメガの「スピードマスター ファースト オメガ イン スペース」である。1962年に初めて宇宙へ飛び立ったスピードマスターの復刻版という位置付けでありながら、中身は最新のマスタークロノメーターへとアップデートされている。古典に向かい合い、そこから逃げずに現代の技術で進化させたこのモデルは、東儀秀樹さんの生き方そのものと重なる。
「自信よりも確信」を持ち、ワクワクしながら生き続ける東儀秀樹さんの時計談義は、聴く者に深い感銘を与える。息子である東儀典親さんも時計好きであり、親子の間で時計や古典についての刺激的な会話が交わされているという。東儀秀樹さんの確信に満ちた言葉の数々や、美しい時計を前にした際の実際の掛け合い、絶妙なニュアンスについては、ぜひ動画本編でチェックしてほしい。
BEST ISHIDA Presents クロノス日本版 Tick Tock Talk♪ 番組詳細
時計専門誌『クロノス日本版』編集長・広田雅将が、ゲストと深く熱い時計談義を繰り広げるプログラム。時計との出会い、思い入れのある1本などのエピソードを通して、ゲストの人となりやライフストーリーをひもといていく。
なお、番組の最新放送回は、下記リンク radiko より視聴可能だ。
番組Webサイト:https://audee.jp/program/show/300005808
メッセージフォーム:https://www.tfm.co.jp/f/ticktocktalk/message
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