オメガの東京オリンピックモデルをチェック。限定モデルの特徴を解説

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2019.10.15

1848年創業の「オメガ」は、世界的に高い評価を受ける高級時計メーカーである。そのオメガより、同社が公式タイムキーパーを務める東京オリンピック開催に合わせ、記念モデルを発表し話題となっている。その全貌をお届けしよう。



オメガの特徴とオリンピック

「時間」は、スポーツにおいて非常に重要な概念だろう。1/100秒の差異が勝敗を分ける世界において、時間を正確に計ることが必要なのだ。

世界中の注目を集める大会においては、よりその精度が求められる。アスリートの名誉がかかり、彼ら、彼女たちの人生をも左右するため、時間の計測にはとても大きな責任が宿っている。

その最たる大会が、オリンピックだろう。それだけに、公式タイムキーパーに求められる義務や責任の大きさは計り知れない。

長いオリンピックの歴史において、時間計測に関してコミットしてきたメーカーのひとつが「オメガ」だ。その両者の深い関係について見てみよう。

オメガとは

オメガは、スイスに拠点を置く時計メーカーである。時計師のルイ・ブランが、弱冠23歳で山岳地域のラ・ショー・ド・フォンに工房を開いたのは1848年のことである。

それまでの時計作りといえば、技師の手によるものだった。それに対してブランは、時計製造への深い知識を生かし、機械による自動化を進めるのである。結果、良質な時計の大量生産を可能にした。

ルイ・ブラン

加えて、パーツごとの分業体制を確立し、より生産効率を高め、規模の拡大を実現する。そのような過程を経て、量産型の高精度時計として生まれ、高い評価を得たモデルが「19型キャリバー」である。

19型キャリバー

そこで自信を得たブランは、自ら手掛けた時計以上のものはないことを示すため、ギリシャ文字の最後の一文字「Ω(オメガ)」を社名としたのである。

オメガの魅力

オメガの魅力をあえて一言で表すならば、高い精度と芸術性が一体となって生むその価値にあるだろう。機能性に優れながら、装飾品としても見る者を魅了する完成度の高さを有している。

それは、オメガが世に送り出すあらゆるタイプの時計に共通している。同社の主なラインには、定番コレクションの「コンステレーション」や、1948年に誕生したダイバーズウォッチ「シーマスター」シリーズなどがある。

シーマスター

また、エレガントにソフィスティケートされた「デ・ビル」も人気のラインだ。タイプの異なるそれらすべてのコレクションに、高い性能と気品が備わっている。

オメガはオリンピック公式タイムキーパー

常に進化と発展を続けるオメガは、一瞬の計測に高い精度を要求されるオリンピック大会において、幾度も公式タイムキーパーとして選出されてきた。

初めてその重責を担ったのは、1932年のロサンゼルス大会のことである。以来、2018年の平昌オリンピックまでの間、実に28もの大会で公式タイムキーパーを務めることとなった。

その数は、数ある時計メーカーの中でも圧倒的なものである。そこからは、オメガに寄せられた世界的な信頼を感じ取ることができる。

東京五輪も担当

そして、2020年に開催される東京オリンピックにおいても、オメガは公式タイムキーパーに指名された。これで、長きにわたるオリンピックの歴史において、オメガが選出されるのは29回目となる。

公式タイムキーパーは、常人の想像を絶するアスリートの努力の結果をジャッジするという、極めて大きな責任を背負うこととなる。

公式タイムキーパーとして、輝かしい栄光の瞬間を、その高い技術力によって正確に記録してくれるだろう。