セイコー「プロスペックス」現代自動巻きクロノグラフの原点ここにあり

FEATURE本誌記事
2019.10.03

セイコーのクロノグラフ関連年表

※年表中の(D)は第二精工舎(現SII)製、(E)は諏訪精工舎(現セイコーエプソン)製

1941年 国産初の懐中時計クロノグラフを開発し、日本軍に「夜光秒時計一型」として採用される(D)
1962年 東京オリンピックの計時担当を目指し、新型の競技用スプリットセコンドストップウォッチを開発(D)し、ユーゴスラビア(現セルビア共和国)の首都ベオグラードにおける国際陸上競技連盟テクニカル・コミッティーにて承認獲得
1964年 セイコーが東京オリンピックの公式計時を担当「クラウン」にクロノグラフ機構を搭載した「クラウンクロノグラフ」(Cal.5719)が東京オリンピックに合わせて発売される(E)
オリンピック終了後、Cal.5719に日付表示を加えた「クラウン クロノグラフ カレンダー」(Cal.5717)を発売(E)
1968年 若者向け腕時計として登場した「61ファイブスポーツ」が大ヒット(E)
1969年 世界初の量産型自動巻きクロノグラフ「61ファイブスポーツ スピードタイマー」(Cal.6139)を開発(垂直クラッチ・コラムホイール搭載) (E)
1970年 30分積算計のみのCal.6139に12時間積算計を追加した「61クロノグラフ」(Cal.6138)が登場(E)
世界最薄(当時)の自動巻きクロノグラフ「70 ファイブスポーツスピードタイマー」(Cal.7017)登場(D)
1971年 Cal.7017に30分積算計を加えた「70 クロノグラフ」(Cal.7018)登場(D)
1972年 セイコーが札幌冬季オリンピックの公式計時を担当。Cal.7017に30分・12時間積算計を追加したCal.7016登場(D)
1998年 パワーリザーブ表示を備えた手巻きクロノグラフ「クレドール パワーリザーブ クロノグラフ」(Cal.6S74)誕生(SII)
1999年 「クレドール」ブランド誕生25周年を記念して「クレドール クロノグラフ」のスケルトンモデル(Cal.6S99)を25本限定販売(SII)
記念モデル第2弾としてCal.6S74を自動巻き化したCal.6S77搭載の「クレドール パシフィーク パワーリザーブ クロノグラフ」を限定販売(SII)
Cal.6S77からパワーリザーブ表示を省いたCal.6S78搭載の「クレドール フェニックス クロノグラフ」登場(SII)
2000年 カーボンファイバーダイアルを備えた「クレドールパシフィーク パワーリザーブクロノグラフ2000」(Cal.6S77)を限定販売(SII)
2007年 コラムホイールと垂直クラッチを搭載したクロノグラフ機構を備えたスプリングドライブCal.9R8系を搭載したグランドセイコー初のクロノグラフ登場(セイコーエプソン)
2009年 Cal.6R系の文字盤側にコラムホイールと垂直クラッチを備えたクロノグラフ機構を組み込んだ自動巻きのCal.8R28登場(SII)


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