メンズを魅了するオーデマ ピゲのダイヤモンドウォッチ。その美しさに迫る

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2022.11.12

オーデマ ピゲのダイヤモンドウォッチはいずれも、洗練された美しさがあり、品格を感じさせる。派手な先入観から敬遠していた人も、一度手に取れば必ずやその魅力を理解できるだろう。奥深く華やかな宝飾時計の魅力に迫る。


オーデマ ピゲの歴史と魅力

オーデマ ピゲとはどのようなブランドなのだろうか。歴史や魅力など、基本的な知識をおさらいしておこう。

世界三大時計ブランドと称される名門ブランド

オーデマ ピゲ マニュファクチュール

オーデマ ピゲは1875年、時計師であるジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲによって、スイスのル・ブラッシュで創業された。1907年にはアトリエがあった生家の隣に初のマニュファクチュールを建設。その建物は現在、ブランドの本社になっている。

オーデマ ピゲは、パテック フィリップやヴァシュロン・コンスタンタンと並び、世界三大時計ブランドとして知られる高級時計メーカーである。

1875年にスイスで創業し、現在も当時と同じ場所に本社を構えている。高級ブランドの中でもわずかしかいない、創業者一族によって経営されているメーカーだ。

複雑な機構を備えた時計が創業当初から高い評価を集め、今なお続く屈指の地位を確立した。なかでも、ブランドを代表するコレクション「ロイヤル オーク」は世界中で人気を博し、現在は多くのモデルがプレミア価格で取引されている。

世界有数の卓越した技術力

グランド コンプリカシオン

クォーツ革命によって時計業界が様変わりした後、オーデマ ピゲはクラシカルなコンプリケーションのリバイバルに尽力。1996年にはケース厚わずか8.5mmの「グランド コンプリカシオン」を発表した。

オーデマ ピゲを雲上ブランドたらしめている大きな理由のひとつが、卓越した技術力である。今でこそ、ラグジュアリースポーツウォッチの草分け的存在であるロイヤル オークが注目を集めているが、もともとは複雑機構を開発する技術で名をはせてきたブランドだ。

1892年に世界初の腕時計式ミニッツリピーターを作り出し、オーデマ ピゲは複雑機構の担い手として名声を高めていく。1996年に生み出した「グランド コンプリカシオン」には、永久カレンダーやミニッツリピーターなど、多彩な複雑機構が組み込まれた。

現在も、伝統を継承しながら革新的な時計を生み出し続けている。

時代を超えて評価されるデザインの美しさ

ロイヤル オーク

1972年に発表され、オーデマ ピゲを代表するコレクションとなった「ロイヤル オーク」。六角形のビスで留められた八角形のベゼルとアイコニックなタペストリーダイアル、そしてケースとブレスレットに一体感を持たせた独特のデザインは、その後のラグジュアリースポーツウォッチのスタンダードとなった。

オーデマ ピゲの代名詞ともいえるロイヤル オークは、天才時計デザイナーと称されたジェラルド・ジェンタ(1931~2011年)がデザインを手掛けている。

潜水服のヘルメットをモチーフとした八角形ベゼルや、文字盤に施された手彫りのギヨシェ模様といったアイコニックなデザインで人気を集めている。

もちろん、オーデマ ピゲの歴代ラウンドウォッチにも、丁寧な時計作りがしっかりと確認できる。シンプルな造形とラグジュアリーな雰囲気が絶妙に絡み合い、他ブランドのモデルとは一線を画する美しさを備えている。


男性を魅了するオーデマ ピゲのダイヤモンドウォッチ

ダイヤモンドウォッチは、大人の色気を感じさせる佇まいが魅力だ。現在、多くの男性からも注目され始めているダイヤモンドウォッチの特徴を紹介する。

職人技によって生み出される華やかな表現

プレシャスストーンは女性が身に着けるものというイメージを強く持たれているため、ダイヤモンドをセットした時計は手に取りにくいと考える男性も多いのではないだろうか。

しかし、卓越した職人技によって生み出される華やかな表現は、性別の垣根を超えた魅力を感じさせてくれる。ジュエラーと時計メーカーの見事な融合も堪能できるだろう。

オーデマ ピゲの工房にはジュエラー出身のセッターが常駐していることも特徴であり、このブランドならではのラグジュアリーなデザインを楽しめる。

大人の色気を感じさせるエレガントな存在感

近年、ダイヤモンドウォッチは多くの男性から人気を集めている。正式な装いの袖口にエレガントなアクセントを添えられるのはもちろん、トーキングピースとしても重宝する存在だ。

ジュエラーがウォッチメイキングを手掛け始めていることもポイントだ。ダイヤモンドに精通した技術者なら、男性が着用しても魅せられる術をふんだんに盛り込める。

地球で最も硬いとされるダイヤモンドこそ、時を刻み続ける時計との相性が良いといえる。年齢を重ねるごとに、ダイヤモンドの輝きが似合ってくるだろう。


オーデマ ピゲ ダイヤモンドウォッチの人気作を紹介

オーデマ ピゲのタイムピースには、ダイヤモンドをあしらったモデルがいくつか製造されている。人気モデルの特徴や魅力をチェックしておこう。

ロイヤル オーク オートマティック Ref.77351ST.ZZ.1261ST.01

ロイヤル オーク オートマティック

ロイヤル オーク オートマティック
自動巻き(Cal.5800)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SS(直径34mm)。5気圧防水。319万円(税込み)。

ブルーグレーのグランドタペストリーダイアルとダイヤモンドがセットされたベゼルを組み合わせた「ロイヤル オーク オートマティック(Ref.77351ST.ZZ.1261ST.01)」。

ステンレススティール製のケースは34mmとコンパクトにまとめられ、手首が細い男性であれば似合うサイズ感だ。ムーブメントには、34mmケース用に開発されたCal.5800が採用されている。

ロイヤル オークでは初の34mm自動巻きモデルで、デイト表示に加え、トランスパレントバックの採用によりムーブメントの造形美も楽しめる。

ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シン Ref.15202BC.ZZ.1241BC.02

ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シン

ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シン
自動巻き(Cal.2121)。36石。1万9800振動/時。パワーリザーブ約40時間。18KWG(直径39mm)。5気圧防水。価格要問い合わせ。

「ロイヤル オーク “ジャンボ” エクストラ シン(Ref.15202BC.ZZ.1241BC.02)」は、プチタペストリー模様のダイアルを採用し、計1102個ものブリリアントカットダイヤモンドが、ベゼルからブレスレットまで隙間なく敷き詰められたモデルだ。

ムーブメントには、時計史に残る傑作機Cal.2121を搭載。卓越した技術による手仕上げの装飾はムーブメントにも施され、ケースバックからの鑑賞も可能だ。

プチタペストリー模様のダイアルには、バゲットカットダイヤモンドのインデックスがレイアウトされ、ライトブルーのダイアルカラーと相まって、上品で柔らかな表情を見せる。


歳を重ねるごとにダイヤモンドウォッチはより輝く

ダイヤモンドウォッチは、卓越した技術力によって生み出される華やかな表情が魅力だ。存在感を放ちつつもエレガントで、男性が着けてもさまざまなシーンにマッチする。

オーデマ ピゲのダイヤモンドウォッチを手に取り、宝石の魅力を最大限に引き出すタイムピースの魅力を堪能しよう。



Contact info: オーデマ ピゲ ジャパン Tel.03-6830-0000


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