IWCのムーンフェイズを知ろう。仕組みや月相の合わせ方、現行モデルを一挙紹介!

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2025.05.07

IWCのムーンフェイズ搭載機を紹介

IWCでムーンフェイズが搭載された時計にも、複数のモデルがある。それぞれに違った魅力を知り、好みの1本を見つけてみよう。3つのモデルを厳選して紹介する。

ポートフィノ・オートマティック・ムーンフェイズ

IWC ポートフィノ・オートマチック・ムーンフェイズ

IWC「ポートフィノ・オートマティック・ムーンフェイズ」Ref.IW459401
自動巻き(Cal.35800)。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径40mm、厚さ11.1mm)。3気圧防水。107万2500円(税込み)。

ポートフィノはIWCを代表するコレクションのひとつで、洗練されたクラシカルなデザインを特徴としている。搭載されるムーブメントは自動巻きのCal.35800だ。

なお、それまで直径45mmと37mmしかなかったムーンフェイズモデルに、直径40mmのケースを初めて採用したシリーズが「ポートフィノ・オートマティック・ムーンフェイズ」である。

そのひとつであるRef.IW459401は、シルバーの文字盤にゴールドメッキの針とアプライドインデックスを配したモデルだ。ブラウンストラップが柔らかな印象を与える。

なお、より小径サイズがお好みのユーザーには、直径37mmケースを持つ「ポートフィノ・オートマティック・ムーンフェイズ 37」もお勧めだ。

ポートフィノ・ハンドワインド・ムーンフェイズ

ポートフィノ・ハンドワインド・ムーンフェイズ

IWC「ポートフィノ・ハンドワインド・ムーンフェイズ」Ref.IW516401
手巻き(Cal.59800)。30石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約192時間。SSケース(直径45mm、厚さ13.1mm)。3気圧防水。202万4000円(税込み)。

「ポートフィノ・ハンドワインド・ムーンフェイズ」は、クラシカルかつ上品な魅力を備えた初代ポートフィノにオマージュを捧げるシリーズである。

ブルーの夜空と金色の月や星を描いたムーンフェイズが搭載されている。133年に1日の誤差しか生じない、半永久的な機構だ。

ポートフィノにムーンフェイズを取り入れるため、ムーブメントはIWCで開発されたCal.59800が採用されている。完全に巻き上げれば約192時間動作し続ける、心強いパワーリザーブを誇るモデルだ。

ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー

IWC ビッグ・パイロット・ウォッチ IW503605

IWC「ビッグ・パイロット・ウォッチ・パーペチュアル・カレンダー」Ref.IW503605
自動巻き(Cal.52616)。54石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約168時間。SSケース(直径46.2mm、厚さ15.4mm)。60m防水。496万6500円(税込み)。

「ビッグ・パイロット・ウォッチ」にパーペチュアルカレンダーを搭載したコンプリケーションウォッチが本作だ。ツール感のあるパイロットウォッチに深みのあるブルーが組み合わさることで、エレガントな印象が強まっている。

本作も12時位置にムーンフェイズが配されており、さらにこのディスクは半球と南半球の月相を分けて表示する。誤差は577.5年にわずか1日のみという高精度も特筆すべき点だ。

ムーンフェイズ以外にも日、曜日、月、4桁の西暦表示などを有する多機能機だが、このすべての表示をリュウズひとつで完結できるという操作性が、ユーザーにとってはありがたい。


ムーンフェイズは神秘的で独自の魅力を持つ

ムーンフェイズは文字盤上で月の満ち欠けを示す複雑機構である。IWCはムーンフェイズの製造に定評があり、誤差を最小に抑えた「永久ムーンフェイズ」を作り上げている。

特にポートフィノは、ムーンフェイズ搭載機も人気が高いIWCコレクションだ。ムーンフェイズの歴史や仕組みを理解し、神秘的で独自の魅力を持つ時計を選んでみよう。



Contact info:IWC Tel.0120-05-1868
参考サイト:https://www.iwc.com/jp/ja/home.html


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