2022年 ロンジンの新作まとめ

FEATURE2022年新作時計
2022.04.22

ロンジン スピリット ズールータイム

ロンジン スピリット ズールータイム

ロンジン「ロンジン スピリット ズールータイム」
自動巻き(Cal.L844.4)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SS(直径42mm、厚さ13.9mm)。10気圧防水。39万7100円(税込み)。

 ロンジンより「ロンジン スピリット」のGMT搭載モデル「ロンジン スピリット ズールータイム」が発表された。同社は1908年に第2時間帯表示を可能とした懐中時計を開発、25年には腕時計にも第2時間帯表示機構を搭載することに成功している。この腕時計のダイアル上の“Zフラッグ”にインスピレーションを受けて誕生したのが本作である。

 24時間表示のセラミックス製ベゼルは双方向に回転し、タイムゾーンを簡単に変更することができる。GMT針は、視認性を高めるために根元をブラックに染め、先端にはスーパールミノバが塗布されている。カラーバリエーションは3種類用意されており、ブラックのベゼルにはマットブラックダイアルとブルーのGMT針、グリーンのベゼルにはアンスラサイトダイアルとゴールドカラーのGMT針、ブルーのベゼルにはブルーのダイアルとオレンジのGMT針が組み合わされている。

 フォールディングクラスプ付きのカーフレザーストラップとステンレススティール製ブレスレットが用意されており、どちらもワンタッチで脱着可能なインターチェンジャブルシステムを備える。

ロンジン スピリット ズールータイム

ロンジン「ロンジン スピリット ズールータイム」
自動巻き(Cal.L844.4)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SS(直径42mm、厚さ13.9mm)。10気圧防水。38万2800円(税込み)。




ロンジン スピリット 37mm

ロンジン スピリット 37mm

ロンジン「ロンジン スピリット 37mm」
自動巻き(Cal.L888.4)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SS(直径37mm、厚さ11.7mm)。10気圧防水。31万3500円(税込み)。

 2020年に発表されたロンジンの新しいコレクション「ロンジン スピリット」。ロンジンと歴史的先駆者の偉業にオマージュを捧げたこのコレクションは、パイロットウォッチらしい実用性に加えて、ケースやダイアルへの巧みな仕上げが好評を博している。3針モデルとクロノグラフモデルがラインナップしており、3針には直径40mmのケースが採用されていたが、今年は取り回しやすい37mmケースのモデルが追加された。

 ダイアルのバリエーションは3種類。40mmケースでも採用されていたサンレイブルー、マットブラックの他、新色としてサンレイシャンパンカラーが用意される。ベルトは、ステンレススティール製ブレスレットの他、ダイアルカラーに調和したカーフレザーストラップが用意され、いずれもインターチェンジャブルシステムを搭載する。

 ムーブメントは、72時間のパワーリザーブとシリコン製ヒゲゼンマイを備えた
Cal.L888.4。大型のリュウズはねじ込み式となっており、10気圧防水を達成している。

ロンジン スピリット 37mm

ロンジン「ロンジン スピリット 37mm」
自動巻き(Cal.L888.4)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SS(直径37mm、厚さ11.7mm)。10気圧防水。27万8300円(税込み)。