ドイツの時計ブランドであり、「ジン スペツィアルウーレン(ジン特殊時計会社)」という社名が示す通り、独自の“ジン・テクノロジー”によってプロフェッショナル向けの腕時計を数多く手掛けるジン。そんな同ブランドの日本のミッションパートナーに、サッカー指導者の長谷部誠が就任した。ジンの創業地であるフランクフルトとの関わりが深く、異なるフィールドとはいえプロフェッショナルとして共通点の多い両者のパートナーシップには要注目だ。
サッカー指導者の長谷部誠×ジン
1961年、ドイツのフランクフルトで創業した時計ブランド、ジン。正式名称はジン スペツィアルウーレン(ジン特殊時計会社)となっており、「使うためだけの時計」を理念に妥協のない機能性とデザインを追求し、独自の“ジン・テクノロジー”によって過酷な環境下での使用を想定したプロフェッショナル向けの腕時計を手掛けてきた。そんなジンの日本のミッションパートナーに、2025年7月1日より、サッカー指導者である長谷部誠が就任した。

アイントラハト・フランクフルトのU-21指導者。1984年静岡生まれ。幼い頃からサッカーを始め、静岡県立藤枝東高校から浦和レッズに加入し、チームの要としてステージ優勝などに貢献した。2008年にサッカードイツ1部リーグのブンデスリーガに活躍の場を移し、17シーズンをプレー。2014年にアイントラハト・フランクフルトに移籍し、キャプテンとしてヨーロッパリーグでは優勝を収めた。2006年から日本代表メンバーとなり、ワールドカップでは3大会連続で主将を務める。2024年4月に現役引退を表明し、現在はアイントラハト・フランクフルトのU-21指導者として活躍中だ。2016年より日本ユニセフ協会親善大使も務めている。着用しているのはジンの「103.B.SA.AUTO」。
今回の長谷部の就任は、前述した「妥協のない機能性とデザインの追求」というブランドの精神を新たに表現するためだ。ジンの創業地であるフランクフルトに深く関わり、現在もその地で活躍する長谷部は、時計とサッカーというフィールドの違いはあれど、ジンとはプロフェッショナル同士。長谷部の物事に取り組む真摯な姿勢や基本を大切にするぶれない精神、技術の継承や未来を見据えた献身的な行動などがジンと共通しており、この度、お互いをたたえ合う「ミッションパートナー」となったのだ。

長谷部はミッションパートナーの就任にあたり、このようにコメントしている。
「この度、ジンのミッションパートナーに就任させていただくことになりました。ジンの創業地ドイツ・フランクフルトは私にとってとても縁の深い場所です。選手として10年間プレーし、現役を退いた今もフランクフルトに生活の拠点があります。ジンはこれまでに私の所属するEintracht Frankfurtとコラボレートした商品も作っていて、昨年の夏にはチームから引退記念品として贈られた経緯もあります。ジンの妥協のない作品作りは、私のサッカーに対する姿勢に通じるものがあります。そんな深い縁を感じ、今回のミッションパートナー就任というオファーを引き受けさせていただきました。これからジンと共に歩んでいく道をとても楽しみにしております」
プロフェッショナルユースとしてはもちろん、アウトドアでのアクティビティや日常使いにも適したジンの腕時計。今回フィールドを離れた日常のシーンで、自然体の長谷部がこの腕時計を着用し、両者のコラボレーションを表現した。
