ラドーより、「キャプテンクック」の新作モデル2種が発表された。どちらも直径39mmのケースを採用し、グラデーションのかかったアイスブルーまたはターコイズのダイアルを組み合わせている。これからの季節にぴったりな、海を想起させる新作だ。
グラデーションブルーダイアルで表現する、ふたつの海
ラドーのクラシカルなダイバーズウォッチ「キャプテンクック」に、ふたつのブルーダイアルモデルが加わった。キャプテンクックは1962年に誕生したコレクションであり、すり鉢状の回転ベゼルや12時位置の回転する錨マークを備えていた。これらの特徴は、現行モデルにも受け継がれている。
複数のケースサイズや素材で展開されているキャプテンクック。今作では、直径39mmのステンレススティールケースを採用している。回転ベゼルにはライトブルーまたはブラックのセラミックス製ベゼルインサートがセットされ、潜水時間の計測に使用することができる。
リュウズはねじ込み式。ケースバックには、ラドーの防水時計を象徴するタツノオトシゴがエンボス加工によってあしらわれている。ベルトは、クラシカルなデザインのライスブレスレットを装備し、三つ折れ式のバックルが搭載されている。
グラデーションのかかったダイアルは、ベゼルインサートに調和したライトブルーまたはターコイズに彩られている。これまでのキャプテンクックとは一味違ったカラーリングによって、ライトブルーダイアルではサン・バルテルミー島やグレートバリアリーフ、セイシェルなどの海辺での優雅なひと時を、ターコイズダイアルでは、コスタリカでのセーリング、エジプトでの深海釣り、ノルウェーのフィヨルドでの冷水浴といった、アドベンチャースタイルを想起させる。

爽やかな印象のアイスブルーダイアルモデル。海辺での優雅なバカンスを想起させるカラーリングが魅力だ。自動巻き(Cal.R763)。25石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約80時間。SSケース(直径39mm、厚さ12mm)。300m防水。36万1900円(税込み)。
ブラックのベゼルインサートにターコイズダイアルを組み合わせたモデル。仄かなツール感が、冒険心をかき立てる。自動巻き(Cal.R763)。25石。。2万1600振動/時。パワーリザーブ約80時間。SSケース(直径39mm、厚さ12mm)。300m防水。36万1900円(税込み)。
時分秒の3本の針は、それぞれ異なる形状を持ち、蓄光塗料を塗布することによって優れた視認性と判読性を備えている。3時位置には日付表示、12時位置には回転する錨が配されている。
ムーブメントは、自動巻きのCal.R763を搭載。耐磁性や温度変化への耐性を備えたニヴァクロンヒゲゼンマイを採用し、約80時間のパワーリザーブを誇る。