ピアジェは、フランスの彫刻家アレックス・パレンスキーとの合作であるハイジュエリー テーブルクロックを披露した。本作は、計算されたバランスで成り立つモビール彫刻でもあり、プレシャスな素材の数々が躍動するアートピースに仕上がっている。ブランドが誇る職人技と創造性のあらゆる要素を、余すところなく体現した逸品となっている。
時を形作る、唯一無二のキネティックアート
ピアジェは、フランスの彫刻家アレックス・パレンスキーとのコラボレーションによる、ハイジュエリー テーブルクロックを披露した。2025年のブランドのハイジュエリーにおけるテーマ、“シェイプ オブ エクストラレガンザ”にのっとった、ブランドの遊び心、クラフツマンシップ、革新性が絶妙に調和したアートピースだ。
彫刻とハイジュエリーが融合したモビールの中心で時を刻むのは、ブラックオパールダイアルと大ぶりなゴールド製ケースを持つクォーツ式クロックだ。このブラックオパールダイアルは、ピアジェのジュエリーや時計をまとう人々がそれぞれ異なる個性を持つように、ふたつとして同じ表情のものが存在しない。また、ケースにはシグネチャーである「パレス装飾」が彫刻によって施されており、モビールの動きがその魅惑的な輝きをいっそう際立たせている。

また本モビールのデザインでは、構成する素材のわずかな質感の違いさえも重心に影響を及ぼすため、細部にわたる綿密な配慮が行われたという。ブランドは、長年にわたり磨き上げてきた時計製造技術、芸術的表現を融合させることで、この難題をクリアし、モビールの完璧なバランスと優雅な動きを実現したのである。
ピアジェは、ウォッチの幾何学的なデザインから、ジュエリーの詩的な美しさ、輝くジェムセッティングに至るまで、常にその芸術性を高めてきた。このハイジュエリー テーブルクロックは、単なるオブジェに留まらず、時計製造とジュエリー、そしてキネティックアートの可能性が融合した、ブランドの哲学を体現する作品に仕上がっている。