セイコーは、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』の世界観を表現したからくり時計の新作を発表した。紫とゴールドを基調とするエレガントなデザインに、毎正時にラプンツェルの髪飾りとパスカルなどキャラクターのオーナメントが登場し、心躍るパフォーマンスを披露する。文字盤には、作品の舞台となるコロナ王国の太陽マークを配するほか、映画の登場キャラクターやアイテムの隠しシルエットが描かれ、ディズニー作品らしいちょっとした驚きと楽しさが表現されている。

クォーツ。樹脂ケース(横380×縦380mm、厚さ112mm)。14万3000円(税込み)。10月3日発売予定。
公開15周年を迎えるディズニー・アニメーション映画『塔の上のラプンツェル』をテーマとしたからくり時計
ディズニー・アニメーション映画の『塔の上のラプンツェル』はアメリカでの公開から本年で15周年を迎える。映画のテーマは、新しい世界への一歩を踏み出す勇気の素晴らしさであり、現在でもファンの多い作品だ。今般発表されたセイコーのからくり時計の新作は、『塔の上のラプンツェル』の彩り豊かな世界観を丁寧に表現しつつ、インテリアに自然になじむ落ち着いたデザインに仕上げられている。
文字盤中央には、作品の舞台となるコロナ王国の太陽紋章を配し、12時のインデックスには塔のシルエットが用いられ、四隅にはラプンツェルの髪、背景には劇中でラプンツェルが躍っていた石畳など、象徴的なデザインが細部にちりばめられている。



毎正時には文字盤が展開し、中からラプンツェルの髪と髪飾りの花をモチーフにした回転飾りが現れ、パスカル、魔法の花、ランタンのオーナメントが楽しいパフォーマンスを繰り広げるからくりとなっている。この時に流れるメロディは全18曲で、『塔の上のラプンツェル』の「自由への扉」をはじめ、ディズニー映画で使用された楽曲と、クラシックの名曲が3つのグループに分けて搭載されており、選択したグループのメロディが流れる仕組みだ。
本作は電波による自動時刻調整に対応して実用性が高められている。また、別売の掛台を使用することで、置時計としても楽しむことができる。