レゾナンスとは何か? Armin Strom 社から技術者が来日してイベント開催

2018.10.23
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Resonance(レゾナンス)とは何なのか? 独自の特許技術を有するArmin Strom(アーミン・シュトローム)社の開発責任者が急遽来日し、アワーグラス銀座店で同社のレゾナンスムーブメントの組み立て実演イベントが開催される。このイベントにクロノス読者を優先招待いたします。
【Armin Strom event】
日時■10月27日(土)18:00-20:00 
  ■10月28日(日)17:00-19:00
場所■アワーグラス銀座店 中央区銀座5-4-6 ロイヤルクリスタル銀座1F
応募方法■ info@webchronos.net に「ご氏名」「ご連絡先」「当イベントのご招待希望」とわかるようにご記入しメール願います。


 隣接する2 つの振動体は互いに影響を及ぼし、やがて同期する――これは共振として知られる物理現象である。ARMIN STROM(アーミン・シュトローム)は、好奇⼼を掻き⽴てるメカニズムが⽂字盤からすべて⾒え、共振するデュアル・レギュレーターで最⾼の精度を実現せんとしたモデル、「ミラード・フォース・レゾナンス」を2016年から発売している。本イベントでは、同社が特許を有するレゾナンス・ムーブメントの組み立て実演が見られるほかに、開発責任者のClaude Greisler氏 ( co-founder + 開発責任者)から、レゾンナンスシステムの説明を聞くこともできるはずだ。また、アワーグラス銀座店がオーダーしたワンオフのモデルも披露される予定だ。ぜひお気軽に参加いただきたい。

【Armin Strom event】
日時■10月27日(土)18:00-20:00
  ■10月28日(日)17:00-19:00
場所■アワーグラス銀座店 中央区銀座5-4-6 ロイヤルクリスタル銀座1F

クリスティアーン・ホイヘンス(1629-1695)の時代から、時計の同期現象は、時計職人の心を捉えてきた。振り子時計の発明者であるホイヘンスは、別々の2 つの振り⼦時計が共振することを発⾒した最初の⼈物だ。その後の研究で、振り⼦が掛かっている⽊の梁が振動を起こし、共振(レゾナンス)を発⽣させることが明らかになる。18 世紀に入ると、アブラアン-ルイ・ブレゲ (1747-1823)が、2 つの振り子の共振現象を応用した時計の製作に成功した。しかし、レゾナンスは、きわめて⾼度で⼿間のかかる時計製作技術が必要なため、その技術を使いこなすことはもちろん、取り組んでいるメーカーは今では2社しか存在しない。

Contact info: アワーグラス銀座店  Tel.03-5537-7888