エドックスのヘリテージコレクション「デルフィン」にオープンワークモデルが登場/「デルフィン メカノ オートマティック」

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2020.08.21

高い防水性を兼ね備えたエドックスのアーカイブピースである「デルフィン」に初めてのフルスケルトン構造されたモデルが登場する。

デルフィン メカノ オートマティック

エドックス「デルフィン メカノ オートマティック」Ref.85303 357RN NRN
自動巻き(Cal.EDOX853)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SS(直径43mm、厚さ12mm)。300m防水。24万円(税別)。

オリジナルの顔つきとは違った印象を放つ新作

 1960年代に発表された初代デルフィンと同様に高い防水性能を持つ、アーカイブピース「デルフィン」。エドックスが誇る防水機構「ダブル−Oリング」システムやねじ込み式リュウズが搭載され、30気圧の防水性能を実現した。現行モデルはデルフィンのイメージに忠実である印象だが、今回の新作「デルフィン メカノ オートマティック」は大きく印象が変わった。71年に発表されたデルフィンウォッチの特徴的な12角形ベゼルをビス留めにしたデザインは継承されているが、オープンワークになったことにより、アグレッシブな存在感を放つ。

デルフィン メカノ オートマティック

新作は全部で4種類、85303-357RN-NRNのケースは316LステンレススティールピンクゴールドPVD加工、85303-357GN-NGNのケースは316LステンレススティールグレーPVD加工いずれもダイアル部はブラックスケルトン、ストラップはラバー。85303-3M-BUIGB、85303-3NM-NBGは316Lステンレススティールがケースとブレスレットに採用されたタイプだ。ダイアル部はブラックスケルトンとブルースケルトンの2種類がある。

 
 内蔵されるのは、約42時間のパワーリザーブを持つ、スイス製自動巻ムーブメント「EDOXキャリバー853」で、オープンワーク構造が採用された。ケース径は42mmでタフな印象をより強くする。

 針とインデックスにはスーパールミノバが施されており、暗所や水中などどのような環境でも優れた視認性を確保する。

デルフィン メカノ オートマティック

特徴的な12角形ベゼルをビス留めにした1971年のデルフィンが現行モデルのデザインのインスピレーション源となっている。50年近く経つ現在でもモダンな印象を損なわない。

 1961年に発売されたデルフィンは、エドックスが特許を取得したダブルOリングと、衝撃吸収のための特殊な内部構造を持つ丈夫なケースにより、ねじ込み式リュウズを解除した状態で200m防水を実現した。この画期的なシステムを開発したエドックスは「The Water Champion」というスローガンを掲げ、信頼性の高い防水時計のブランドとして広く認知されることになった。デルフィンコレクションはブランドの原点とも言えるヘリテージコレクションだ。


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