イコライザーを文字盤に表現したオーデマ ピゲの新モデル「ロイヤル オーク オフショア ミュージックエディション」

オーデマ ピゲは、ロイヤル オーク オフショア37ミリと43ミリの5 つの新モデルを発表した。チタンが2 モデル、ジェムセットの18 Kホワイトゴールドが2 モデル、ブラックセラミックが1 モデルだ。タペストリーダイヤルには、録音スタジオの機器の一つイコライザーのモチーフが表現されている。37 ミリには自動巻きムーブメント（時・分・秒表示）キャリバー5909 を搭載、43 ミリにはキャリバー4309 を搭載。マニュファクチュールが数年前から始めたミュージックシーンとの創造的な相互作用に満ちたコラボを祝うデザインの新モデルである。

音楽の世界へのオマージュ

チタンケースで37 ミリ

　新しいロイヤル オーク オフショアはオーデマ ピゲと音楽の長い友情関係を祝したデザインを採用。イコライザーのモチーフの｢タペストリー」ダイヤル、ジャックホールを思わせる溝入りのプロット、ミキサーのフェーダーを思わせるリューズガードが特徴である。自動巻きモデルで時・分・秒表示、6 時／12 時方向にカーブしたサファイアガラスを使い、幅広の面取りが多く見られる。ポップでカラフルなスタイルだが、頑丈でエレガント、洗練されたプレシャスな感覚が光る逸品だ。

チタンケースで43 ミリ

　「ロイヤル オーク オフショア ミュージックエディション」のチタン2 モデルは37 ミリと43 ミリがあり、手首のサイズの違う多くの方にお使いいただける。どちらもダイヤルはブルーの地にカラフルなイコライザーがトランスファー印刷され、暖かなコントラストを演出。ダイヤルには12 時位置にポリッシュ仕上げの ホワイトゴールドのAP モノグラム。18 Kホワイトゴールドの時と分のインデックス、針に蓄光処理が施され、コンサート会場など暗い場所でも読み取ることができる。

　37 ミリのモデルは同サイズのロイヤル オーク オフショア クロノグラフのデザインを取り入れ、43 ミリと同様に幅広の面取りとカーブガラスを採用。デイト窓をなくしてゆったりとしたスペースにカラフルなイコライザーのモチーフが映える。ダイヤルの色に合わせた「モザイク加工」のブルーラバー交換可能ストラップを組み合わせた。2021 年に導入した交換可能ストラップシステムが、ロイヤル オーク オフショアコレクションの37 ミリモデルに使われるのは今回が初めてだ。同じく「モザイク加工」のターコイズブルー、イエロー、グリーンの3 本のラバーストラップが付属する。サファイアとチタンのケースバックには« Limited Edition of 500 Pieces »の文字をグレービング。この二つのリファレンスはどちらも自動巻きムーブメントをサファイアケースバックから見ることができる。

ロイヤル オーク オフショア ミュージックエディション

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ハーモニーカットのジェムセットモデル 37ミリ

　新ライン、「ロイヤル オーク オフショア ミュージック エディション」はホワイトゴールド37 ミリと43 ミリの2 モデルで、ダイヤルとベゼルに⟪ハーモニー⟫カットのカラーストーンをセットしている。この2 モデルのダイヤルはブルーアヴェンチュリンで、チタンモデルと同様、イコライザーのモチーフを採用。イコライザーのモチーフはルビー、ペリドット、ツァボライト、グリーンサファイア、ブルーサファイア、オレンジサファイアなど10 色のカラーストーンのインビジブルセットにより表現されている。同じカラーストーン（ルビー、ツァボライト、イエローサファイア、オレンジサファイア、グリーンサファイア、ブルーサファイア）がダイヤルに呼応して2 つのモデルのベゼルを飾っている。

ハーモニーカットのジェムセットモデル 43ミリ

　⟪ハーモニー⟫カットはファインストーンを生き生きとセットするため開発されたカットだ。ストーンのカット面の角度が最大の反射を引き出すように工夫され、石のサイズが非常に小さい（ダイヤルでは0,65ミリ）ながらも最大限にカラーが見えるようバランスが取られている。この技法ではさらに、ダイヤルのインビジブルセットに必要な細い溝を隠すこともできる。この珍しいインビジブルセットはセッティングを薄く仕上げることができる（ダイヤルでは0,85ミリ以下）。ダイヤルにきらめく光をさらに引き立てるため、ベゼルのセットも⟪ハーモニー⟫カットが使用された。

ブラックセラミックと鮮やかなカラー

　音楽をテーマとしたこの新ラインでは、43 ミリのブラックセラミックモデルも展開されている。モノクロームのデザインにチタンのパーツが光り、ジャックホールのモチーフを思わせるプロット、フェーダーを思わせるリューズガード、そしてストラップのピンバックルが個性的だ。抑えた色調の中に、10 色のカラフルなイコライザーグラフが、タペストリーダイヤルにトランスファー印刷されてダイヤルを明るく輝かせ、コンテンポラリーな雰囲気を強調している。　チタンとサファイアのケースバックを通して、« Limited Edition of 250 Pieces »と刻まれた手仕上げのムーブメントを見ることが可能。この鮮やかなコントラストのモダンなタイムピースには、ケースの色に合わせた交換可能なブラックラバーストラップが組み合わされた。さらにターコイズブルー、イエロー、グリーンの3 本のラバーストラップが付属しており、その日の気分に合わせてつけ替えることができる。

2つの自動巻き新キャリバー

　37 ミリの2 つのモデルは新しいキャリバー5909 を搭載。このサイズに時・分・秒表示の自動巻きムーブメントが搭載されたのは初めのことだ。キャリバー5909 は2022 年にオーデマ ピゲが発売した37 ミリのロイヤル オークに使われたキャリバー5900 をベースに開発された。キャリバー3120 に置き換わって登場したこのムーブメントはより薄く（4,26ミリから3,9ミリ）、振動数がより高くなっています（3 Hzから4 Hz）。さらにパワーリザーブは約60 時間まで延長された。