レイモンド・ウェイル、洗練されたデザインが魅力の「フリーランサー GMT」を発表

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2023.01.14

レイモンド・ウェイルより、新作「フリーランサー GMT」が発表された。今作は、昨年末に登場した「フリーランサー GMT ワールドタイマー」をベースとしたGMTウォッチである。空が濃い青色に染まる日の出前と日没後の時間帯である、“ブルーアワー”にインスピレーションを受けたデザインを与えられている。

フリーランサー GMT


ブルーのグラデーションダイアルが昼夜を示す、シンプルデザインのGMTウォッチ

 レイモンド・ウェイルは、同社のフラッグシップコレクションである「フリーランサー」の最新作として、「フリーランサー GMT」を発表した。

フリーランサー GMT

レイモンド・ウェイル「フリーランサー GMT」
「フリーランサー GMT ワールドタイマー」をベースに、ワールドタイマー機能を廃することでシンプルなデザインとなった「フリーランサー GMT」。ブルーのグラデーションダイアルは、“ブルーアワー”にインスピレーションを受けたものだ。自動巻き(Cal.RW3230)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径40.5mm、厚さ9.7mm)。10気圧防水。41万8000円(税込み)。2023年1月20日発売予定。

 今作は、昨年末に発表された「フリーランサー GMT ワールドタイマー」をベースに、ワールドタイマー機能をオミットしたモデルである。機能性を重視したベースモデルに比べ、ダイアルのデザインがより洗練され、視認性も向上している。

 今作のインスピレーションの源は、空が濃い青色に染まる日の出前と日没後の時間帯、“ブルーアワー”である。昼の12時に向かって明るく、夜中の24時に向かって暗くグラデーションする24時間表示のインナーベゼルは、先端の赤いGMT針と合わせて読み取ることで、第2時間帯を知ることができる。

フリーランサー GMT

各針にはスーパールミノバが塗布され、暗所での視認性も確保されている。ふたつのリューズには、それぞれ異なるマークが刻まれており、2時位置のリュウズは主ゼンマイの巻上げと時刻調整、4時位置のリュウズはGMT針の調整に使用する。ケースバックからは、ムーブメントに施されたペルラージュ、スネイル、コート・ド・ジュネーブ等の装飾を鑑賞することができる。

 GMTウォッチでは、昼夜を異なるカラーで表現するモデルが多いが、今作ではブルーを基調に濃淡をつけることで、落ち着いた印象にまとめ上げている。

 今作にはふたつのリュウズが備えられている。2時位置のリューズは、主ゼンマイの巻上げや時刻調整を担い、4時位置のリューズはGMT針の調整に使用する。それぞれのリュウズトップには異なるマークが刻まれており、操作時にどちらのリューズを使うべきかがひと目で分かるように工夫されている。

フリーランサー GMT

先端の赤いGMT針と24時間表示のインナーベゼルによって、第2時間帯を読み取ることができる。GMT針の調整を司る4時位置のリュウズには、ワールドマップとスイス連邦十字のモチーフが刻まれている。

 ステンレススティール製のケースは、直径40.5mmと標準的なメンズサイズだ。厚さは9.7mmであり、自動巻きとしてはやや薄め。シャツの袖に引っ掛かりにくく、ビジネスシーンでも活躍することだろう。シースルーバックを採用しており、ムーブメントに施された装飾を楽しむことができる。

フリーランサー GMT

シーンを選ばないシンプルなデザインに加え、第2時間帯表示や日付表示、日常生活に十分な防水性を備える今作は、旅先でも頼れるパートナーとなり得るだろう。芸術に造詣の深いレイモンド・ウェイルらしい、洗練されたデザインも魅力だ。

 フォールディングクラスプが装着されたカーフストラップは、ラグ部を湾曲させることでケースとの隙間を埋め、全体に凝縮感を与えている。


Contact info: GMインターナショナル Tel.03-5828-9080


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