セイコー アストロン「Nexter」より、ダイナミックかつスポーティな造形を持つ新シリーズが登場

2023.06.06

セイコー アストロンの次世代デザインシリーズ、Nexter(ネクスター)の第3弾として、ダイナミックなスポーティテイストを持つ新デザインモデルを発表した。この第3弾モデルではレギュラーモデル5種と数量限定モデル1種がラインナップされ、いずれも2023年6月9日より発売される。

セイコー アストロン「Nexterシリーズ GPSソーラーモデル」


新キャリバーが可能にしたダイナミックデザイン

 セイコーのクォーツライン、アストロンの「Nexter(ネクスター)」は、ハイパフォーマンスとスタイリッシュなデザイン性を兼ね備える、ブランドの先進性を象徴するシリーズである。今回、このNexterの新デザインモデルとして、ダイナミックかつ洗練された存在感を放つニューフェイスが登場した。

セイコー アストロン「Nexterシリーズ GPSソーラーモデル」

セイコー アストロン「Nexterシリーズ GPSソーラーモデル」SBXD013(左)SBXD014(中)SBXD015(右)
光発電クォーツ(Cal.3X62)。10石。平均月差±15秒。フル充電時約6か月間、パワーセーブ時約2年。Tiケース(直径41.2mm、厚さ12.0mm)。日常生活用強化防水(10気圧防水)。(左)23万1000円(税込み)、(中)24万2000円(右)25万3000円(税込み)。2023年6月9日発売予定。

 新作で注目すべきは、従来モデルから大きく変更されたそのデザイン性。新しいムーブメントの搭載によって実現した、ダイナミックなモダンスポーツデザインがひと際目を引くモデルとなっている。

 最も強く存在感が表れているのが、本作で初めて採用された多角形状のチタンベゼルだ。その上面と側面ではヘアラインと鏡面仕上げが使い分けられており、このコントラストとソリッドな質感のケース・ブレスレットが組み合わさることで、本作は従来のネクスターシリーズとは一線を画す存在感を獲得している。

セイコー アストロン「Nexterシリーズ GPSソーラーモデル」

金属製ベゼルは受信感度との兼ね合いから、従来のGPSソーラーモデルには採用されないものであった。しかし本作では、改良された薄型衛星電波受信アンテナを搭載する新しいキャリバー3X62の採用によって受信感度が向上しており、デザインの要であるチタンベゼルの採用を実現している。

 また、エッジの効いたケース・ブレスレットについても、ベゼルと同様に軽量でさびにくく、アレルギーフリーなチタン素材を採用している。GPSソーラーに始まる機能性だけでなく、このチタンによる快適な装着感も本作の魅力に数えられるだろう。

 ダイアルは、1969年発売の初代「クオーツ アストロン」からインスパイアされた、クオーツ(水晶)を想起させる力強い型打ちパターンが特徴的。8時位置には多機能を1カ所にまとめたサブダイアル、3時位置にはデイト機能が配置されており、夜光付きの針・インデックスはベースカラーに色を合わせることでフェイスに調和をもたらしている。

セイコー アストロン「Nexterシリーズ GPSソーラーモデル」

ガラスには無反射コーティング、外装には時計を傷から守る「ダイヤシールド」が施されており、快適な使用感を実現している。なお、SBXD015のみ「スーパー ブラックダイヤシールド」が施されており、色むらのない漆黒の外装には、通常のダイヤシールドの1.2倍の実用硬度が備わっている。

 なお、GPSソーラーモデルには3色のカラーリングが登場する。華やかさが異なる3カラーは、使用シーン、好みに合わせたモデル選びが楽しめるだろう。


シリーズのデザインコンセプトを体現する数量限定モデル

セイコー アストロン「Nexterシリーズ GPSソーラーモデル」

 GPSソーラーモデルには、従来のNexterシリーズ同様に限定モデルが用意されている。カラーテーマは昨年人気を博した「グレーサファイア」を踏襲。クールなグレートーンのカラーリングで統一されており、ダイアルはシリーズコンセプトを体現する力強い「ホリゾンタルストライプ(横縞)」パターンを採用している。

 その他の仕様はレギュラーモデルと同様だが、仕上げで表情を付けたワントーンカラーはテクニカルな一面も見せている。

セイコー アストロン「Nexterシリーズ GPSソーラーモデル」

セイコー アストロン「Nexterシリーズ 2023限定モデル」SBXD017
光発電クォーツ(Cal.3X62)。10石。平均月差±15秒。フル充電時約6か月間、パワーセーブ時約2年。Tiケース(直径41.2mm、厚さ12.0mm)。日常生活用強化防水(10気圧防水)。23万1000円(税込み)。1500本限定(うち国内550本)。2023年6月9日発売予定。


コンパクトな電波ソーラーモデルも登場

セイコー アストロン「Nexterシリーズ ソーラー電波モデル」

セイコー アストロン「Nexterシリーズ ソーラー電波モデル」SBXY061(左)SBXY063(右)
光発電クォーツ(Cal.7B72)。6石。平均月差±15秒。フル充電時約9か月間、パワーセーブ時約2年。Tiケース(直径39.6mm、厚さ9.5mm)。日常生活用強化防水(10気圧防水)。各13万2000円(税込み)。2023年6月9日発売予定。

 同じデザインコンセプトを持つソーラー電波モデルも登場する。基本的なディテールはGPSソーラーモデルと同様だが、こちらはシンプルでスマートなフェイスが特徴的だ。カラーリングは鮮やかなブルーダイアルモデルと、幅広いシーンで使いやすいブラックダイヤルモデルの2種が発売される。

セイコー アストロン「Nexterシリーズ ソーラー電波モデル」

ソーラー電波モデルは機能性を最低限にすることでコンパクトにまとまった印象がある。厚さ10mmにも満たないケースは、多様なシーン、ファッションで活躍してくれるだろう。


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