ベル&ロスは「BR-X3」コレクションの新作として、「BR-X3 マイクロローター」を発表した。グリッド模様を持つ大胆なセミスケルトン仕様や、ムーブメントと一体化したスクエアケースを特徴とする限定タイムピースである。また本作は、マイクロローターを内蔵することで、厚さわずか9mmというスリムなシェイプに仕上がっている。2026年4月より、世界で99本のみが展開される。

建築、アートの幾何学的表現を盛り込んだミニマルな2針モデル
ベル&ロスは、ブランドのアイコンである「BR-03」の上位ラインにあたる、「BR-X3」コレクションより、新作限定モデル「BR-X3 マイクロローター」を披露した。

自動巻き(Cal.BR-CAL.390)。29石。パワーリザーブ約48時間。SSケース(直径40mm、厚さ9mm)。50m防水。世界限定99本。326万7000円(税込み)。
本作は2025年に登場した「BR-X3 トゥールビヨン マイクロローター」からコンセプトや設計を引き継ぎつつも洗練を重ね、ミニマルな2針モデルとしてデザインされている。これは、“複雑機構だけがオートオルロジュリーを定義するわけではない”という、ブランドの高級腕時計製造に対する思想が反映されたものだという。
搭載されるキャリバーは、自社製のCal.BR-CAL.390だ。香箱、テンプ、巻き上げ用ローターといった部品に合わせて、スティールプレートにオープンワークが施されており、各部品の駆動がダイアルに動きを添えている。また、縦横へ伸びるブリッジの交差によって、フェイスに大胆なグリッドパターンが構築されている。

外装にはムーブメントのベースとなるプレートを、上下のサファイアクリスタルではさみこむ構造が取り入れられた。これによりミドルケースがブリッジを支える構造体として機能し、時計全体の薄型化とともに、耐久性が確保されている。このムーブメントとケースを一体化させる手法は、前作のトゥールビヨンモデルを踏襲したものであり、本作のミニマルなスケルトン仕様の要となっている。

また、本作を構成する部品には、ブラッシュ、ポリッシュ、マイクロブラストといった表面仕上げが使い分けられており、一貫性のあるシルバートーンの外観に、視覚的なメリハリも演出された。



