キングセイコーの「VANAC(バナック)」より、創業145周年を記念する限定モデルが発表された。“東京に広がる地平線”をテーマとする新生バナックをデザインベースに、1960年代のメーカーを象徴するカラーリング「セイコー・ブルー」を取り入れた限定モデルだ。世界限定800本、うち国内300本が、2026年7月10日(金)より発売される。

革新と挑戦を象徴する「セイコー・ブルー」のVANAC
1972年に打ち出されたキングセイコー「VANAC(バナック)」は、それまでのモデルの風格ある佇まいから一転して、鮮やかなカラーリングや斬新な多面形のケースなど、独創性豊かなデザインを採用したシリーズであった。今回、2025年に約50年ぶりの復活を遂げた新生バナックより、セイコーの創業145周年を記念する数量限定モデルが発表された。

自動巻き(Cal.8L45)。35石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径41.0mm、厚さ14.3mm)。10気圧防水。世界限定800本(うち国内300本)。39万6000円(税込み)。2026年7月10日(金)発売予定。
本作で目を引くのは、時分針、秒針、そして別体パーツのインデックスリングに取り入れられた鮮やかな「セイコー・ブルー」だ。これは、セイコーにとっても時計史にとってもマイルストーンとなるダイバーズウォッチやクロノグラフ、クォーツウォッチを世に送り出した、メーカーの1960年代を象徴するカラーリングである。この特別仕様により、節目の年が記念されただけでなく、シルバーの外装とのコントラストが際立つ、洗練された表情に仕上げられている。

ケース・ブレスレットの造形は、新生バナックのデザインコードを踏襲する。中でも、エッジの効いた造形のステンレススティールケースは、力強くダイナミックな印象を与える一方で、ベゼルレス構造によってエレガントな一面を見せている。また、全体にサテンとポリッシュの巧みな仕上げ分けが施されており、ケースサイドを構成する広い平面も歪みなく仕上げられた。

ムーブメントは、Cal.8L45を搭載する。「セイコー プロスペックス」のダイバーズウォッチにも採用される本機は、約72時間のパワーリザーブを有するほか、厳密な精度調整によって、メーカーの現行機において最も安定した精度(日差+10秒〜-5秒)を実現している。




