オーデマピゲは「ロイヤル オーク」コレクションより、フライングトゥールビヨンを搭載する新作モデルを披露した。本作のケースとブレスレットには、初代ロイヤル オークのダイアルを想起させる“ナイトブルー、クラウド50”カラーのセラミックスが用いられており、同色のグランドタペストリーダイアルも相まって、時計全体がスイス・ジュウ渓谷で見られる星空を想起させる外観に仕上げられている。

初代から受け継がれる象徴的なカラーと、革新的なセラミックスの融合
オーデマ ピゲは、伝説的な“ナイトブルー、クラウド50”カラーをまとった、「ロイヤル オーク」の新作フライングトゥールビヨンモデルを発表した。

自動巻き(Cal.2950)。27石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約65時間。セラミックケース(直径41.0mm、厚さ10.6mm)。5気圧防水。要価格問い合わせ。
本作で採用される“ナイトブルー、クラウド50”とは、1972年に発表された初代ロイヤル オークのダイアルカラーを再現したものだ。スイス・ジュウ渓谷の星空から着想を得たこの色は、ザポンと呼ばれる保護ニスにブラックカラーを50滴加えることで生み出されたという。紅茶にミルクを注いだときのように、雲状の模様を形成することから“クラウド”と名付けられ、以来ブランドのシグネチャーカラーとして愛されてきた。
オーデマ ピゲは、数年間の開発を経た2025年に、この色調を持つセラミックスを外装に用いたロイヤル オーク3作を発表。複雑なプロセスを経て、ケースやベゼル、リュウズ、ブレスレットといった部品において均一な色合いを実現した。そして、今回登場した新作モデルもまた、外装に本素材を用いることで、初代ロイヤル オークとジュウ渓谷の星空にオマージュを捧げている。

ケースと同色のダイアルには、特徴的なグランドタペストリー模様があしらわれた。さらに、18Kホワイトゴールド製のアワーマーカーとバトン針が載せられ、モノクロームの美学が演出されている。そこに蓄光塗料を施されることで、昼夜問わず優れた視認性が確保されている。また、6時位置には開口部が設けられ、手仕上げされたロジウムトーンのトゥールビヨンがのぞいている。
ムーブメントは、約65時間のパワーリザーブを有するCal.2950だ。搭載されるフライングトゥールビヨンは、上部ブリッジを持たない設計と、トランスパレント仕様のケースバックも相まって、宙に浮かんでいるかのような印象を与えている。




