〝旅〟をテーマとした手土産はいかが? ルイ・ヴィトンのチョコレート「ル・ショコラ・ヴィー」

FEATURE その他
2026.09.24

大切な人と会う日、とっておきの腕時計を選ぶように、贈りものにもまた、その一本にふさわしい品格が求められる。時計とともに語られる背景や物語まで携えたギフトなら、贈る人の美意識はより鮮やかに伝わるだろう。今回は、ルイ・ヴィトン初のチョコレートラインである「ル・ショコラ・ヴィー」のギフトを紹介する。旅行用トランクから始まったルイ・ヴィトンは創業以来掲げるコンセプト「旅の真髄(こころ)」を忠実に受け継ぎ、その精神はファッションアイテムにはもちろん、「ル・ショコラ・ヴィー」の優美なひと粒ひと粒にも息づいている。

ハイジュエリーウォッチのように心揺さぶられる手土産を。ブルガリ ドルチ「チョコレート・ジェムズ」

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外川ゆい:取材・文
Text by Yui Togawa
[2026年9月24日公開記事]


ルイ・ヴィトンが手掛けるアイコニックなチョコレート

 フランスを代表するラグジュアリーブランドであるルイ・ヴィトン。創業の1854年に先立つ1837年、ルイ・ヴィトン氏が16歳でレイティエ・アンバルール(荷造り用木箱製造職人兼荷造り職人)の見習いとして働き始めたことがルイ・ヴィトンのルーツだ。

原点である「Malle(トランク)」をタブレットに

Origine V < MINI MALLE >

「Origine V < MINI MALLE >」20pcs。1万2000円(税込み)。

 こうしたルイ・ヴィトンの原点を知れば、「Origine V」がトランクをモチーフとしていることにも頷け、愛らしいデザインに込められたストーリーに引かれていく。

「旅」のインスピレーションから創造されたタブレットは、世界中から異なる産地の厳選されたシングルオリジンカカオをブレンドし、チョコレート本来の香りと味をピュアに楽しめるビターチョコレートとミルクチョコレートの2種類。ビターチョコレートにはペルー、ベリーズ、ジャワ、ガーナ、カメルーン産のカカオを、ミルクチョコレートにはマダガスカル、タンザニア、ドミニカ、エクアドル、パプアニューギニア産のカカオを使用している。小さなトランクを象ったひと粒を口に含み、目を閉じれば、大陸をまたぐような気分に浸ることができるだろう。

フレグランスや国から着想を得たチョコレート

Parfums V < ROUND FLOWER / STAR FLOWER >

「Parfums V < ROUND FLOWER / STAR FLOWER >」16pcs。2万4000円(税込み)。

 続いて紹介する「Parfums V」は、ルイ・ヴィトンのフレグランスにインスピレーションを受けて生まれたチョコレートだ。2016年の登場以来、常に「旅」をテーマに創造されてきたルイ・ヴィトンのフレグランスコレクション「レ・パルファン ルイ・ヴィトン」。数ある香りから、冒険や日常からのエスケープに引かれる想いを体現したフレグランス(アトラップ・レーヴ、ローズ・デ・ヴァン、メテオール、リマンシテ)にインスパイアされた4種類のチョコレートを詰め合わせている。口の中で儚く溶けた後も、豊かに長く続く香りの余韻が実に印象深い。ルイ・ヴィトンを象徴するモノグラムを象ったデザインにも心躍る。

Voyage V < THE MAISON’S MOTIFS >

「Voyage V < THE MAISON’S MOTIFS >」9pcs。1万8000円(税込み)。

「ル・ショコラ・ヴィー」を手掛けるのは、須賀洋介氏率いるレストラン「SUGALABO」。須賀氏のビジョンをもとに、クリエイティブディレクターの山内大輔氏がコンセプトと味をイメージし、シェフ・ショコラティエの有田慎吾氏が製作を行っている。「SUGALABO」は、ルイ・ヴィトンと同じく「旅」を創造の源泉とし、食文化や生産者との出会いを求め、旅を続けている。そんな情熱から誕生したのが、ルイ・ヴィトンのモチーフを大胆に配し9つの国をイメージした9種類のチョコレート。「Voyage V」は、目を引くそのビジュアル同様に、それぞれのチョコレートに宿る風味もインパクトのあるものばかり。マダガスカルのバニラ、タイのエキゾチックフルーツ、フランスのコニャック、イタリアのプラリネ ノワゼット/ヘーゼルナッツのプラリネ、ペルーのピュアカカオ、中国の五香粉、日本の抹茶、インドのチャイ、イギリスのスコッチウイスキー。各国の最高級の食材を使用した特徴的なフレーバーが、口に入れた瞬間にそれぞれの国へと誘ってくれる。


旅したくなる『ルイ・ヴィトン シティ・ガイド』

ルイ・ヴィトン シティ・ガイド

東京版を含む2026年改訂版『ルイ・ヴィトン シティ・ガイド』。4400円(税込み)。

 今回、「旅」をテーマにしたチョコレートをセレクトしたので、最後にチョコレートを贈る際に添えるにも最適な1冊を紹介したい。ルイ・ヴィトンがガイドブックを発行しているのをご存じだろうか? 1998年の発行以来、現在、書籍版とデジタル版を合わせて43都市を網羅している。今春、バンコク、ロンドン、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク、パリ、ローマ、東京の改訂版が登場した。

 好奇心旺盛な旅人、目の肥えたビジネストラベラー、洗練された地元の人々を念頭に置いて構成されている。魅惑的な宮殿やホテル、高級レストランや活気あふれる地元の飲食店、にぎわう市場や上質なデリカテッセン、アンティークショップやコンテンポラリーデザインのギャラリーなどを数多く掲載。魅力的な内容もさることながら、デザインや手触りにもうっとりとさせられる。相手を想像し、どの都市のガイドブックを贈るのか、選ぶ時間も楽しいだろう。

「ル・ショコラ・ヴィー」には今回紹介したチョコレート以外にも物語あるアイテムを用意しているので、ぜひ贈る相手の好みを想像しながら選んでいただきたい。「旅」というコンセプトを携えたルイ・ヴィトンのギフトは、贈る人と贈られた人、それぞれの旅の話題にも花が咲きそうだ。

ル・ショコラ・ヴィー
住所:東京都中央区銀座7-6-1 ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店 7F「ル・カフェ・ヴィー」
TEL:03-6263-8575
営業時間:11:00~20:00



チョコレート/Contact info:ル・カフェ・ヴィー Tel.03-6263-8575
ルイ・ヴィトン シティ・ガイド/Contact info:ルイ・ヴィトン クライアントサービス Tel.0120-00-1854



外川ゆい氏のプロフィール

外川ゆい

フードジャーナリスト。つくり手のストーリーや思いを伝えることを信条に、レストラン、ホテル、スイーツ、お酒など、食にまつわる記事を執筆する。『クロノス日本版』巻頭連載IN THE LIFEにて「この世ならぬ美味のクリエイター」を担当。


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