IWCがローレウス財団とのパートナーシップ25周年を記念し、特別モデル「ポートフィノ・オートマティック・ポインター・デイト “ローレウス・エディション”」を発表した。深みのあるラウレウス・ブルーの文字盤と6時位置のポインターデイト表示が特徴のこのモデルは、スポーツを通じた社会貢献活動を象徴する1本である。

自動巻き(Cal.35160)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径39.00mm、厚さ10.70mm)。3気圧防水。世界限定500本。89万1000円(税込み)。
IWCとローレウス、20年の絆を記念した限定モデル
IWCは「ポートフィノ・オートマティック・ポインター・デイト“ローレウス・スポーツ・フォー・グッド”」(Ref.IW359202)を発表した。これは、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団(以下ローレウス財団)を支援する目的で製作される17作目の特別モデルである。
スイスの腕時計ブランドであるIWCは、スポーツを通じて子どもや若者の社会的変革を促進する、この国際的な財団と長年にわたってパートナーシップを築いており、本作もその年次リリースの一環となる。
支援先はニューヨークの少女たちのスケート団体
2025年のモデルでは、学習支援、リーダーシップ育成、そしてフィギュアスケートを組み合わせた米国のプログラムであるフィギュア・スケーティング・イン・ハーレムに焦点が当てられている。
この団体は、ニューヨーク市で毎年200人以上の少女たちと活動を行っており、学習支援とリーダーシップ教育、そして創造性を育むフィギュアスケートを組み合わせたプログラムとして、同種の活動を行う唯一の存在である。
ローレウス・ブルーが映える端正なダイアル
本作には、直径39mm、厚さ10.7mmのエレガントなステンレススティールケース製が採用されている。美しくポリッシュ仕上げが施され、ローレウス・ブルーの文字盤を引き立てている。
この深みのあるブルーはサンブラッシュ仕上げにより豊かな表情を見せ、ロジウムメッキの洗練された針やアプライドインデックス、12時位置のローマ数字「XII」と見事に調和している。注目すべき機能は6時位置に設けられたポインター式デイト表示で、日付が毎晩0時に正確に切り替わる仕組みとなっている。
自社製ムーブメントと記念刻印
ムーブメントには、自動巻きのIWC製Cal.35160を搭載。2万8800振動/時で駆動し、パワーリザーブは約50時間だ。ケースバックには、ローレウス財団のロゴと、創設25周年を記念する特別な刻印が施されている。

IWCは2005年にローレウス財団のグローバルパートナーとなって以来、世界中の300以上の社会的プロジェクトを支援してきた。今回のスペシャルエディションは、そうした継続的な取り組みを示すものであり、IWCとローレウス財団のパートナーシップ25周年という節目も祝している。
ブルーストラップが彩る仕上げ
本作にはブルーのカーフスキンストラップが組み合わされ、バタフライフォールディングクラスプとの組み合わせだ。落ち着いた色調と柔らかな質感が、端正な文字盤とのバランスを整えている。