ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2026で発表された、ピアジェの新作時計をまとめて紹介。ゴドロン装飾から着想を得た「ピアジェ ポロ シグネチャー デイト」やソーダライト文字盤を備えた「ピアジェ ポロ 79」などの新作が登場した。

Text by Shin-ichi Sato
[2026年4月20日公開記事]
「ピアジェ ポロ シグネチャー デイト」
「ピアジェ ポロ シグネチャー デイト」Ref.G0A51032は、ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2026で同時に発表される、ブルーのソーダライト文字盤を採用したピアジェ ポロ 79と呼応するモデルで、ソーダライトを思わせる深いブルーの文字盤が特徴だ。

文字盤は、立体感のあるゴドロン装飾を備え、ベース部分には横方向の筋目を施している。6時位置には縁取りされた日付表示を配する。ケース径は42mmだ。
自動巻き(Cal.1110P)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径42mm、厚さ9.4mm)。10気圧防水。244万2000円(税込み)。
自動巻き(Cal.1110P)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径42mm、厚さ9.4mm)。10気圧防水。212万800円(税込み)。
Ref.G0A51035は、ソーダライトを思わせる深いブルーの文字盤を直径36mmのケースに収め、インデックスにダイヤモンドを配したモデルである。Ref.G0A51024は、ベゼルにもダイヤモンドを配し、煌びやかに仕立てたモデルである。
自動巻き(Cal.500P1)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径36mm、厚さ8.8mm)。5気圧防水。261万8000円(税込み)。
自動巻き(Cal.500P1)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径36mm、厚さ8.8mm)。5気圧防水。389万4000円(税込み)。
また同時に、トラディショナルなシルバーカラー文字盤に、シックで落ち着いた色調のラバーストラップを組み合わせたカップルウォッチも用意される。ケース径42mmのRef. G0A51012は、ゴドロン装飾を用いたシルバーカラー文字盤に、ゴールドカラーのインデックス、針、日付窓を配するモデルで、カーキグリーンのラバーストラップが組み合わされる。このラバーストラップにも横方向の凹凸が設けられ、ゴドロン装飾と呼応する。ケース径36mmのRef.G0A51011もシルバーカラー文字盤で、インデックスとベゼルにダイヤモンドを配している。ストラップはベージュのラバーストラップだ。
自動巻き(Cal.1110P)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径42mm、厚さ9.4mm)。10気圧防水。212万800円(税込み)。
自動巻き(Cal.500P1)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。SSケース(直径36mm、厚さ8.8mm)。5気圧防水。360万8000円(税込み)。
ゴールドケースの「ピアジェ ポロ シグネチャー デイト」
また、18Kピンクゴールド製ケースのピアジェ ポロの新作も発表された。ケース径42mmのRef.G0A51033は、ゴドロン装飾を備え、ソーダライトを思わせる深いブルーの文字盤に、18Kピンクゴールド製ケースを組み合わせている。また、ダークブルーのラバーストラップが採用されており、カラーコーディネートが図られている。ステンレススティール製モデルでは、シルバーカラーの“PIAGET”のロゴとインデックス、時分秒針であったが、本作ではゴールドカラーに改められており、シックでエレガントな仕上がりだ。Ref.G0A51034は、ベゼルにダイヤモンドを配したモデルで、ゴールドとは異なる輝きを本作に加えている。
自動巻き(Cal.1110P)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。18KPGケース(直径42mm、厚さ9.4mm)。10気圧防水。572万円(税込み)。
自動巻き(Cal.1110P)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。18KPGケース(直径42mm、厚さ9.4mm)。10気圧防水。897万6000円(税込み)。
ケース径36mmのRef.G0A51036は、18Kピンクゴールド製のケースおよびブレスレットの仕立てに、ゴドロン装飾を備えるブルー文字盤を組み合わせたモデルだ。ブレスレットの中ゴマにもゴドロン装飾を取り入れ、そこに横方向のサテン仕上げを施すことで、ポリッシュ部とのコントラストを加えている。ベゼルとインデックスにダイヤモンドを配し、煌びやかな仕上がりである。

自動巻き(Cal.500P1)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。18KPGケース(直径36mm、厚さ8.8mm)。5気圧防水。968万円(税込み)。
Ref.G0A51030は、ケース径36mmの18Kピンクゴールド製モデルをベースに、ブルークォーツ文字盤へと改めたモデルである。ブルークォーツの採用は、これまでピアジェがオーナメンタルストーンを積極的に採用してきたことと、本年のコレクションでオーナメンタルストーン文字盤を用いたモデルを拡充させたことと呼応している。深みのあるブルーと淡いブルーが織り成す表情が特徴で、ピンクゴールドの温かみのある色調とマッチしている。

自動巻き(Cal.500P1)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。18KPGケース(直径36mm、厚さ8.8mm)。5気圧防水。1108万8000円(税込み)。
「ピアジェ ポロ 79」ソーダライト文字盤モデル
ゴドロン装飾を前面に押し出した「ピアジェ ポロ 79」の最新作として、ソーダライト文字盤を用いたRef.G0A51151が発表された。ピアジェ ポロ 79は、1969年にウォッチメイキングとハイジュエリーの技術を融合させることをテーマとする「21stセンチュリー」コレクションの1つ「ピアジェ ポロ」から着想を得たモデルだ。

2024年にピアジェ150周年を記念して発表されたピアジェ ポロ 79は、ブレスレットからケース、文字盤に至るまでゴドロン装飾を施していることが特徴である。特に、ケースサイドと文字盤のゴドロン装飾が繋がっているかのようなデザインは、アイコニックかつユニークである。
今般発表されたRef.G0A51151は18Kホワイトゴールド製ケースのモデルで、文字盤のベース部分にソーダライトを用いている。これは、本年のコレクションでオーナメンタルストーン文字盤を用いたモデルを拡充させたことと呼応したものだ。ホワイトゴールドに施されたサテン仕上げと、ゴドロン装飾部のポリッシュの輝き、ソーダライトの明暗のあるブルーという、3つの異なる表情が層をなすように並ぶことが大きな特徴だ。
搭載されるのは、22Kゴールド製マイクロローターを採用する自動巻きムーブメントCal.1200P1である。

自動巻き(Cal.1200P1)。25石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約44時間。18KWGケース(直径38mm、厚さ7.45mm)。5気圧防水。1733万6000円(税込み)。
「アルティプラノ アルティメート コンセプト トゥールビヨン」
オーナメンタルストーンを文字盤に配した「アルティプラノ アルティメート コンセプト トゥールビヨン」Ref.G0A51540も発表された。アルティプラノ アルティメート コンセプト トゥールビヨンは、時計仕上がり厚さ2mmという極めて薄いモデルであり、それに合わせて極薄に加工されたタイガーズアイが、本作の2時位置と8時位置に配されている。

タイガーズアイは、ムーブメントのメインプレートを兼ねるケースバックに埋め込まれる。機構部品のように正確に埋め込むためにオーナメンタルストーンを精密に加工した上で、ストーン加工後の残留物が輪列に影響を与えないように洗浄する必要があり、高い技術力が求められる。コバルト合金製のケースはタイガーズアイに合わせたブラウンに仕上げられており、ファブリックストラップもブラウンとしてカラーコーディネートを図っている。

手巻き(Cal.970P-UC)。13石。パワーリザーブ約40時間。コバルト合金ケース(直径41.5mm、厚さ2mm)。20m防水。1億2672万円(税込み)。
1時位置にはオフセットされた時分表示、10時位置にはトゥールビヨンを配し、10時位置のケースバックのオープンワークによって、トゥールビヨンを両面から鑑賞可能な仕立てとなっている。
「アンディ・ウォーホル ウォッチ」
「アンディ・ウォーホル ウォッチ」の新作として、18Kピンクゴールド製ケースにブルズアイ文字盤を組み合わせたRef.G0A51245と、ブルークォーツ文字盤を組み合わせたRef.G0A51246が発表された。

アンディ・ウォーホル ウォッチは、元は「ブラック タイ」と呼ばれていたモデルで、20世紀を代表するアーティストのアンディ・ウォーホルがブラック タイを愛用していたこと、ウォーホルとピアジェ4代目社長のイヴ・ピアジェは親交が深かったことから、アンディ・ウォーホル美術財団とのコラボレーションモデルとして改名された経緯がある。改名された2024年時点で、オーナメンタルストーンを採用したバリエーションが用意されることが予告されていた。今般発表された2モデルはこれに応えるものと言える。

自動巻き(Cal.501P1)。23石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。18KPGケース(横45×縦43mm、厚さ8.08mm)。3気圧防水。1029万6000円(税込み)。
ブルズアイ文字盤モデルは、クル・ド・パリ装飾を施した横幅45mm、縦43mmの大ぶりなケースとなる。全体的に丸みを帯びたケースシルエットと、それと相似を成す文字盤のシェイプが特徴で、ここに、シャープな造形の時分針が組み合わされる。ベゼル部は放射状のサテン仕上げで、クル・ド・パリ装飾部には光沢感があり、コントラストが効いている。また、ブラウンからレッドの色調を持ち、縞模様が特徴のブルズアイが、本作全体を落ち着いた雰囲気にまとめている。

自動巻き(Cal.501P1)。23石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。18KPGケース(横45×縦43mm、厚さ8.08mm)。3気圧防水。985万6000円(税込み)。
ブルークォーツ文字盤モデルは、オリジナルモデルに近いゴドロン装飾をケースに施している。澄んだ水を思わせるブルークォーツ文字盤に、波紋のようなゴドロン装飾が調和する。いずれのモデルも、搭載されるのは厚さ3.63mmの自動巻きムーブメントCal.501P1で、その薄さにより、本作は厚さ8.08mmに抑えられている。
「シックスティ」
「シックスティ」に、シンプルでエレガントなシルバーカラー文字盤モデルと、ブルークォーツ文字盤モデルが追加される。いずれもケースは18Kピンクゴールド製である。シックスティは、1969年発表の「21stセンチュリー」コレクションにオマージュを捧げるモデルとして、2025年4月に発表された新コレクションである。ピアジェのアイコニックなデザインコードのひとつであるトラペーズ(台形)型のケースを採用し、ゴドロン装飾をベゼルに施す点が特徴である。

シルバーカラーでサンレイ仕上げの文字盤が特徴のRef.G0A51332は、3時位置に“PIAGET”のロゴを配する以外の装飾は最小限で、エレガントでドレッシーなデザインである。組み合わされるのは、ネイビーブルーのアリゲーターストラップであり、ステッチが表に出ない仕立てはドレッシーさをより引き立てる。

クォーツ(Cal.57P)。18KPGケース(直径29mm、厚さ6.5mm)。5気圧防水。264万円(税込み)。
ブルークォーツ文字盤のRef.G0A51335は、12時位置に“PIAGET”のロゴを配する以外はインデックスも無いことが特徴で、ブルークォーツの色調と、組み合わされるネイビーブルーのアリゲーターストラップがカラーコーディネートされている。

クォーツ(Cal.57P)。18KPGケース(直径29mm、厚さ6.5mm)。5気圧防水。338万8000円(税込み)。
「スウィンギング ペブルズ」
ピアジェの代表作である「スウィンギング ソートワール」の最新作として「スウィンギング ペブルズ」3モデルが発表された。ソートワールとはロングネックレスを意味し、本作は、チェーンループの先にオーナメンタルストーンで作られたウォッチが取り付いている。

本作の直接的な着想源となったのは1974年発表の「キモノ」である。左右非対称シェイプのキモノは、柔らかかつ有機的な形状で手にフィットすることが特徴であった。発表された新作は、タイガーズアイ、ヴァーダイト、ピーターサイトの3つのオーナメンタルストーンから製作される。ムーブメントを収める形状にくり抜いた後、それぞれのストーンの表情を損なわないように作られた同素材の文字盤をはめ込み、ストーンに時分針が取り付いているかのようなデザインとしている。
クォーツ(Cal.355P)。18KPG×ヴァーダイトケース。1214万4000円(税込み)。
クォーツ(Cal.355P)。18KWG×ピーターサイトケース。1513万6000円(税込み)。

クォーツ(Cal.355P)。18KPG×タイガーズアイケース。1214万4000円(税込み)。



