ロジェ・デュブイは、2026年の新作モデルとして「エクスカリバー バイレトログラード パーペチュアルカレンダー」を発表した。新開発のムーブメントCal.RD850を搭載する本作は、高精度の永久カレンダーとムーンフェイズ、そして独自のバイレトログラード表示を備えている。

自動巻き(Cal.RD850)。40石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。18KPGケース(直径40mm)。世界限定188本。1658万8000円(税込み)。
Text by Shin-ichi Sato
[2026年4月17日公開記事]
「エクスカリバー バイレトログラード パーペチュアルカレンダー」
ロジェ・デュブイの最新作は、天文学を卓越した時計技術で表現した「エクスカリバー バイレトログラード パーペチュアルカレンダー」だ。本作は、永久カレンダーと高精度なムーンフェイズ機構、ロジェ・デュブイ独自の楕円状スケールを用いたバイレトログラード表示を備える新開発のCal.RD850を特徴とする。

Cal.RD850の永久カレンダーは、月毎の日数の違いと閏年を考慮したもので、2100年まで補正不要の正確さを備える。12時位置に月表示のサブダイアル、1時位置に閏年表示ディスクを備え、3時位置に日付表示、9時位置に曜日表示のバイレトログラードを並べる配置となる。各レトログラードは、それぞれの周期が終わると瞬時に起点に戻り、視認性の高い仕上がりだ。また、ロジェ・デュブイの従来の永久カレンダーモデルに対して、Cal.RD850では、月表示の修正用コレクターが採用されており、簡単な操作で調整可能となった。
多くのムーンフェイズ表示では周期を約29.5日で管理するのに対して、本作の6時位置のムーンフェイズ表示は、実際の月の周期である29日12時間45分に基づいて管理するため精度が非常に高い。これにより、122年間にわたって正確な月相を示すことができる。さらに調整もワンクリックで行え、実用性も高められている。
これらの各表示は、多層構造で立体的な文字盤の上で展開される。外周には、ブロードアジュール仕上げを施したダブルサーフェスのフランジを配し、その内側に「エクリプティック・カウンター」と名付けられたアストラルブルーのマザー・オブ・パール製の各種カウンターが並ぶ。閏年表示ディスクはサーキュラーブラッシュ仕上げとグレーコーティングが施され、他のカウンターとのコントラストを生み出している。

ムーンフェイズ表示はアストラルブルーのマザー・オブ・パールと、星空を思わせるアベンチュリンのディスク、そこに浮かべられた18Kピンクゴールド製の月のモチーフを組み合わせたものだ。月のモチーフにはレーザー彫刻によって、表情豊かな月の様子が表現されている。これらの表示の背景には、グレーコーティングを施したメインプレートと、インナーアングル仕上げをはじめとした、極めて高いレベルの仕上げが施されたブリッジが並び、立体的で奥行きのあるデザインとなっている。ムーブメントはもちろんジュネーブ・シール認証を受けたものとなる。
エクスカリバーコレクションのデザインコードを継承した直径40mmのケースは18Kピンクゴールド製で、ポリッシュとサテン仕上げを使い分けた立体的な仕上がりである。限定数は188本だ。



