シーラホールディングス会長 杉本「再起を掛けた男の情熱とこだわり」2

LIFE対談
2018.10.12

produced by MITSUKOSHI WORLD WATCH GALLERY
シーラホールディングス会長 杉本「再起を掛けた男の情熱とこだわり」2


クロノス日本版編集長 広田雅将
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シーラホールディングス会長 杉本宏之
シーラホールディングス会長 杉本宏之

24歳で不動産会社エスグラントコーポレーションを立ち上げ、28歳のときには不動産業界で最年少の上場経営者となる。しかしリーマン・ショックのあおりを受けて、30歳で400億円もの負債を抱えて、民事再生法を申請。杉本氏も自己破産をする。すべてを失った中で多くの人に支えられ、その後民事再生手続を完了。2010年にシーラホールディングスを立ち上げて同じ不動産ビジネスで再起を期す。現在は売上高100億円を超えるまでに成長している。波乱万丈な運命を背負いながら、そこで学んだことはビジネスだけではなく、モノ選びにも生きているという。

第2回「19歳の憧れをいまも変わることなく貫く」

広田:苦難を供にした6263に対しては、思い入れも強いでしょう。

杉本:すごくあります。結果的にこれがきっかけで、自分自身も時計というものを資産価値として見るようになって、デイトナもクリスティーズのオークションの落札価格を見せてもらったり、15万円ぐらいする書籍を海外から取り寄せて。好きで欲しいと思っているから調べるんですけど、見ているだけで楽しいじゃないですか。再起してから初めて5億ぐらい利益が出た記念には、パンダ文字盤と言われている6263のマークⅠのデイトナ ポール・ニューマンを買いました。

広田:やっぱりデイトナだったんですね。これはもうデイトナを買い続けるしかない(笑)。魅力はどこに?


詳細は三越WORLD WATCH GALLERYにて掲載中