ノモス・グラスヒュッテが「クラブ」の復刻モデル「Club re-designed」をリリース。オリジナルの遊び心あふれる意匠を楽しむ

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2024.01.26

ノモス・グラスヒュッテから、新作モデルがリリースされた。2007年、同ブランドのエントリーモデルとして発売された「クラブ」を復刻した「Club re-designed」である。オリジナルのデザインに忠実でありながらも、細部が変更されることで、いっそう優れた視認性を備えていることが特徴だ。

ノモス・グラスヒュッテ Club re-designed


ノモス・グラスヒュッテから、復刻モデルが登場!

 ノモス・グラスヒュッテより、「クラブ」を復刻した「Club re-designed」が新作モデルとして発表された。オリジナルのデザインが忠実に再現されている一方で、ディテールに変更が加わることで、いっそうスポーツウォッチらしい、高い視認性を確保している。

ノモス・グラスヒュッテ Club re-designed

ノモス・グラスヒュッテ「Club re-designed」Ref.NM703.1
手巻き(Cal.アルファ)。2万1600振動/時。パワーリザーブ約43時間。SSケース(直径36mm、厚さ8.2mm)。10気圧防水。25万3000円(税込み)。

 クラブは2007年にノモス・グラスヒュッテからリリースされた、エントリークラスのスポーツウォッチだ。現在でもクラブは、「クラブ」「クラブ スポーツ」「クラブ キャンパス」「クラブ アクア」の4ラインで、24モデルが展開されている。一方で、新作モデルのClub re-designedは、オリジナルを復刻した上で細部に変更を加えるという、ノモス・グラスヒュッテにとっては初の試みの下に生まれた。

ノモス・グラスヒュッテ Club re-designed

シンプルなスモールセコンドはクラシックな印象をもたらすが、本作は飛びアラビア数字のアワーマーカー、レッドを差し色とした分表示や針、絞りすぎていないベゼルによって、モダンでスポーティーなデザインに仕上がった。

 オリジナル同様、シルバー文字盤には時間を判読しやすい飛びアラビア数字のアワーマーカーが配されている。時分針のインサートがレッドに彩られているのも同じ。さらに、レッドとブラックで構成された分表示は、判読性を高めるとともに、本作にポップな印象をもたらしている。

 このように、一見するとオリジナルそのものだが、細部をよく見ると変更が加えられている。まず、アワーマーカーをサイズアップさせたうえでブラックで縁取り、アウトラインを強調させた。また、分表示のインデックスをオリジナルよりも外側に配置させるとともに、時分針を長く、幅広にさせつつ、先端を狭くした。視認性の確保のためだ。なお、インデックスと時分針には蓄光塗料であるスーパーミノルバが塗布されている。

ノモス・グラスヒュッテ Club re-designed

ケース直径36mm、厚さ8.2mmと、小ぶりなサイズのケースも本作の特徴だ。10気圧の防水性と相まって、さまざまなシーンで使える腕時計に仕上がっている。

 ブラウンカラーのコードバンストラップには、レッドのステッチが添えられている。

 定価は税込み25万3000円と、抑えられた価格であるのもうれしいところだ。デイリーユースの機械式腕時計を探している人は、チェックしてみてはいかがだろうか。


Contact info: 大沢商会 Tel.03-3527-2682


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